第十六章「イシュタル(下)」
GM:では続けて、行動はミシュラ!

ミシュラ:「捕らえろっ!【貪り食らう鎖(レーディング)】!!」
これは【大切な彼女】の力。左腕を真っ直ぐ天に伸ばし、右手を添える。
彼女はいつもこんな風に使っていたっけ…【貪り食らう鎖(レーディング)】発動します。

GM:了解です!

ミシュラ:何かしら少しでも弱く出来れば幸い。

GM:使用したことにより自動で命中で効果発動に移って構いません。
さて、なんかいろいろ神様は星宝見せましたが、現状では何を封じますか?(笑)

ミシュラ:…はっ、そうか1つか…(笑)
能力値減らすとかできないにゃん?

GM:能力値は自動的に下がるから大丈夫(笑)

ルナ:これって封じる星宝に制限あるの?

GM:ここでのルール上はSだろうが何だろうが関係なく一つ封じられます。

ルナ:じゃあ封じるもの決まってるね。

ミシュラ:【虚無の回帰(フェムト・ロズナース)】を封じます。
「もう誰も消させはしない―――行け!鎖よ!」
イシュタルの手の星宝を縛ります。

GM(イシュタル):「…ほぉ、これは…ッ」

ルナ:星の宙でなくていいの?

GM:星の宙は“この世界で生まれた星宝”にしか変化できないのです。
ですので先ほどイシュタルが使った虚無にも変化する事は出来ないので
彼に取っての最強星宝でもある虚無を封じるのがいい手。

ルナ:む……なるほど。

GM(イシュタル):「なかなか楽しませてくれるな。いいぞ、もっとあがくがいい」
イシュタルが持つ究極位置の星宝【虚無の回帰(フェムト・ロズナース)】を鎖は縛る。
では、これでターンを最初に戻しましょう!イシュタルの行動値323です。

ルナ:<剣霊降臨><弱点看破><背水の構え>使用
行動は234でソニックドライブ使います。エナジーチャージで5回復。

ミシュラ:<超音速>使用。8・6・9の23で46!
61に足して107で<超越行動><アクセラレーション>発動の4回行動!

GM:ではまずはイシュタルから。
先程とは全く力の次元が異なるミシュラ、そして神に匹敵する能力を解放しているルナを前に
未だ彼は遊び感覚、児戯との戯れを愉しむかのように君達との戦いに興じている。
「【虚無の回帰(フェムト・ロズナース)】は封じられたか。
だがまぁ、代わりの星宝はいくらでもある。今からそれを見せてやろう」
そう言うと同時に彼の手に生み出された物はまさに“異質”
次元そのものが異なる武器。それはまさに瞳に入れることすら恐怖を感じる程の超越的な神器。
「次はこれで遊んでやろう。光栄に思えかつて至高神すらも滅した武器の欠片だ」
 
星宝:【聖槍の欠片(ロンギヌス・フラグメント)】 形態:武装型 ランク:S
タイミング:メジャー 対象:単体 射程:視界
かつて至高神を滅ぼした伝説の槍【裏切りの槍(ロンギヌス)】の欠片。
それはわずかな一欠片の刃だが、至高神をも滅した力は今もまだ宿しており
この欠片に傷を付けられた者は魂すらも引き裂かれ、この世界に回帰すらできず魂の消滅へと至る。
この【聖槍の欠片】によってダメージを受けた対象は即座に最大FPを1点消滅する。
これによりFPが0となった人物は即座に消滅する。この消滅は如何なる手段を持ってしても防げない。
 
GM:命中320でルナへ。

ルナ:んー避けられない。《完全なる盾》で防御。

GM(イシュタル):「ほお、盾か。なるほど、悪くはないぞ」
彼はあくまでも君たちとの戦いを遊戯としてしか捉えておらず
己が放った至高神殺しの神槍の一撃を防がれてなお愉快気に笑っていた。

ルナ:あと4回防げる!
「絶対に、負けられない!」
 
<一刀両断> タイミング:メジャー 対象:単体 射程:武器 消費精神:7
<両手持ち>を取得している場合のみ取得可能。
貴方の攻撃に対し対象は回避判定・防御判定で一切のクリティカルが発生しない。
(ただし相手の特技などでクリティカルが発生した場合は別である)
 
ルナ:これと居合いを組み合わせる。そのまえに<憤激><鎧砕き>使用。
3・7・9で一個クリティカル。追加7の……439です。

GM:ではその攻撃に対し、イシュタルはただ静かに呟き星宝を顕現させる。
 
星宝:【完全なる絶対零度(パーフェクトオブアブソリュードゼロ)】 形態:現象型 ランク:A
タイミング:宣言 対象:自身 射程:−
この星宝の発動が宣言された瞬間、使用者に向けられた攻撃をそのまま相手に反射する。
相手は即座にその攻撃を防御(または抵抗)判定する事。
あらゆる攻撃・現象をそのまま相手に反射する絶対零度の壁。一シナリオ一回使用可能。

ルナ:控えめでよかった!これを《完全なる盾》!

GM:了解です。「果たしてあと何発持つかな」
ではここでミシュラ。

ミシュラ:<光粒子移動>って次のターンにも持ち越されますよね。

GM:もちろん。

ミシュラ:では最初は普通に<光粒子移動>で。
次のマイナーでアルカナポーション、これで精神力フル。ミシュラの姿が掻き消える。
「後何発?随分余裕があるんだね、イシュタル」
この世界のイデアを、この大切な世界を守るために。全てを抱きとめられればどんなに良いか。
そんな事は出来ないけれど、今の自分には世界を守るための意思とそのための力がある。
神にすら視認できない速度をさらに増していく。
速さを もっと速さを!
<光粒子移動>をセカンドハイロゥ2回分も含めて計6タメして終了です。

GM(イシュタル):「ふむ、自らの行動の全てをチャージに費やすか…面白い。
お前の攻撃がどの程度のものか、見物だな」
ではここでイシュタルは《セカンドハィロゥ》!まずは通常攻撃でルナに。命中は312。

ルナ:避けられるわけが無い。

GM:ではイシュタルはその手に星宝を生み出す。
 
星宝:【茨の剣(ローゼングラディウス)】 形態:武装型 ランク:B
タイミング:常時 対象:単体 射程:30m
茨のようなしなやかな鞭のような剣。この剣によりダメージを与えられた者は【茨の毒】を受ける。
【茨の毒】を受けた者は次の行動時に精神力を消費する特技を使用した際
その特技の消費精神力を2倍にしなければ使用できない。
この【茨の毒】の効果は行動終了時に消滅する。

GM:攻撃538点。

ルナ:こちらを使用します。

 《天翔滅牙・飛燕》 タイミング:本文 対象:単体 射程:視界
貴方が対象から攻撃を受けた際、対象からの攻撃を絶対回避し対象に対し、
即座に絶対命中の攻撃を行なえる。この攻撃に対して対象は一切の防御判定
防御スキル、フォーチューンアビリティを使用する事は不可である。
ただし秘奥義による防御のみは可能である。
 
GM:了解です。

ルナ:え〜と、憤激と鎧砕きのみ。2・8・9一つクリティカルの0の0の、7で459です。
「受けきるだけが防御じゃない!」

GM(イシュタル):「フッ、この程度か?まだ私を楽しませてみせよ」
君の反撃にもやはり微動だにせずイシュタルは笑う。
ではここで【星の宙(エル・ディアス・レプリカ)】の
【蠍の至毒(アンタレス・べラドンナ)】による追加攻撃を更にルナに。命中335です。

ルナ:明鏡止水はたしか使ったな…。

GM:使ってたね(笑)

ルナ:銀閃には命中がたりない。なんもないな……。
あとはもう盾とダメージ食らうけど生き残れるものだけか。
1・5・10でフォーチュン。でも回避は失敗!

GM:攻撃は521点!ダメージ通ればFP-1です。

ルナ:《完全なる盾》!

GM:了解です。では防いだ。

ルナ:ここでこれを使用。

<メディテーション> タイミング:瞬間 対象:全PC 射程:− 消費精神:− 取得レベル:2
全PCの精神力を3D10分回復させる。一シナリオ一回使用。

ルナ:15点回復。

GM(イシュタル):「なかなか粘る。いいぞ、その調子だ」
心の底から愉しむようにイシュタルは笑う。

ここで更にルナによる追加行動により秘奥義を乗せたプロパテールスキルを使用するが…。

GM:その光の嵐は神を大きく吹き飛ばす!
だが神は空中で体勢を立て直し、再び元の場所へと降り立つ。
その服はすでに先の攻撃でボロボロのはずなのに、未だに彼は血の一滴も流してない。

ルナ:「まだ……まだ届かないの?」

GM(イシュタル):「ふむ、やってくれるな。これでは服がぼろぼろだな。
まあ、愉しませてもらっている分を考えればこの程度、どうとでも良いか」
では改めてセットアップ&行動値!

ミシュラ:セイバーモード発動します!行動前に<超音速>。
7・7・3・2の21で42。61を足し行動値103!<超越行動>発動します。

GM:了解。イシュタルの行動値は310。

ルナ:MP切れでセットアップはない
行動値は240、ソニック発動でMP8回復。

GM:ではイシュタル。
「さて、いろいろ楽しませてもらって光栄だが、生憎と私にも予定があってな。
君達との遊戯に幕を降ろすとしよう。
ここまで実に楽しかったぞ、神を相手に挑む者だと幾万年だったろうか」
その発言と共に彼の手より生まれるのは原初の光にしてプロパテールのみが使用可能の最終秘奥義!
 
《アリスト・ハールート》 タイミング:メジャー 対象:任意 射程:視界
最も神に等しき純白(プロパテール)の称号を持つデミウルゴスのみが扱える究極位置の秘奥義。
即座に対象となったキャラクターは生命力と精神力が0となる。
この時、セイバーモードであればセイバーモードを即座に解除する事によりこの効果を免れる。
またFP5点を支払う事でこの効果を免れる事も可能である。
 
GM:神であるイシュタルはプロパーテルの秘奥義すらも造作なく扱ってみせた。
では道は三つです。死か、FP5点か、セイバー解除。
 
ミシュラ:セイバーモードを解除します。FPは温存する!

ルナ:んー、セイバーじゃないし、FP足りないし。
最終手段だな……ここは落ちる。で――

《イノセントメモリー》 タイミング:本文 対象:本文 射程:本文
貴方はこのシナリオ中に使用された秘奥義をコピーし、使用する事ができる。
 
《セラフィック・フェザー》 タイミング:瞬間 対象:単体 射程:視界
対象の生命力・精神力を全回復させ[戦闘不能][バッドステータス]状態も回復させる。

ルナ:イノセントメモリーでセラフィックフェザーの発動できますか?

GM:可能です。

ルナ:「まだ落ちるわけには行かないの……」

GM:黄泉の淵より再び立ち上がった君を見てイシュタルは感嘆の息を漏らす。
「ほぉ、今の光を受けなお生き残るか、面白いな。
では、いま少しだけ遊びに付き合ってやるとするか」
言って彼はこの遊戯の延長を許可するように尊大な態度を持って呟く。ではルナ。

ルナ:あー、ここはこれを使用して、様子見します。
 
<エクスティンクション> タイミング:メジャー 対象:任意 射程:視界 消費精神:15 取得レベル:5
貴方が指定した対象達に対し、絶対命中の8D10の実ダメージを与える。
一シナリオ一回使用。

GM:ほお。

ルナ:残りスキルが少なくなってきてるんですよ……。
ここで最大の一撃しても倒せそうに無いので。3・3・5・4・8・8・9・0、クリティカル追加は5。
フォーチュンでてるね 55の実ダメです。

GM:了解です、やはり微動だにせず神はその攻撃を受ける。ではミシュラ。

ミシュラ:「星触に飲まれてきた人達の痛み。お前に喰われて来た人達の悲しさ。
全部背負う事はできないけれど―――」
《セカンドハィロゥ》×2で行動回数ブースト。
3度目のマイナーでアルカナポーションを使ってMP確保。
<光粒子移動>を5回分使います。計11タメ!
<神速迅雷>で絶対命中攻撃。
《エタニティ・インフェルノ》で防御値を0に!

その瞬間、ミシュラのかつてない神速の域による神撃の一撃が今、放たれた。

ミシュラ:合計1829+2D10ダメージ!
これが耐え切れるかっ!
「この一撃でせめて後悔しろ。お前のやってきた行いを」

GM:うお?!!!(笑)ために溜めてやがった!!(笑)予想以上に(笑)

ルナ:なにやってんの?

ミシュラ:1836点っ!

GM(イシュタル):「………なに?」
 
それはまさに神すら反応できなかった神速。超越のスピードによる一閃。

“ずばああああああああぁぁぁぁぁん!!!!”
 
それは神の身体を、ここまで壮絶な超越的な攻撃を受けてなお
傷がなかった神のその身体を――その腕を、今、吹き飛ばした。
 
神の、イシュタルの、星王の腕が“ごとり…”とこの場へと落ちる。

ルナ:届いた!

GM:だが、ここで君達は驚愕する。

神、イシュタルの腕。

切り取られたそこに見えたのは血と肉の姿ではない。
機械と放電しているコードの姿。

そう、神たるイシュタルの身体は――機械で出来ていた。

ミシュラ:「…!これは…!!」

ルナ:「え……その体!?」

GM(イシュタル):「……くく、くくくく……」
彼は笑う。自らの腕が切り落とされ、その正体があらわとなった瞬間
これ以上ない程、痛快に笑い声を響かせる。 
「はっはっはっはっ、ははははははははははは!!素晴らしいな!!!
もよや、この身の正体が知られるほど、お前達が私に近づくとは」

「ならば教えよう、私の真の正体を。
我が本来の正体とは【偽りの神(デウス・エクス・マキナ)】と呼ばれる」
かつては神としての肉体を有していた“星王イシュタルであった偽神”よ」

言って彼は聞かせる。
それは神たるイシュタルが生涯に渡り封じ、偽ってきた自身の真の正体と真実。

「最初に神々の時代がその時代に生まれた神々同士の戦いによって滅亡したのは話したな。
かつて、神々の大戦時において我が肉体も消滅したのだよ。
だが、私はその際に持てる力の全て、星を喰らい得た知識を使い
“機械”と称される器物を生み出し、それに私の魂を植えつけた」

それは現在、この世界に伝わる星機器と呼ばれる物の原点であり
彼がこの世界の住人に伝えた知識の源。
 
「…いや、あるいはイシュタルという本当の神がいて
“私という機械人形”を作り出し、そこにイシュタルの意識の一部を
コピーしただけなのかもしれない。
まぁ、いずれにしても現在の私はこの通り不完全な神なのだよ」

彼は笑いながら自らのその機械の身体、放電している右腕をミシュラ達へと見せる。

「そして、最後に教えよう。私が星を喰らい続けるもう一つの理由…
いや、“本当の理由”をな」

そう、それは彼が最初に語ったこの世界に降臨した理由。
この星の生命全てを侵食する以外にあった彼の根源とも言えるべき理由。

「デミウルゴスの持つ霊質デュナミス。
それは神人の魂の粒子であり、即ち神の霊質に最も近い霊質とも言える。
それが一定数を越え集まり、凝縮する事によって産まれる存在、概念、器と
呼ばれるものがある」

一拍間を置き、彼はそれを宣言する。

「それこそが――【エンテレケイア(完全なる扉)】。
即ち、“神の器”を誕生させる事が出来る」

イシュタルの真の目的。

それは人を救う事でも星を喰らう事でもなかった。
 
傲慢なる神の傲慢なる野望。
 
それはかつて失ったという“神(自ら)”の肉体を“取り戻す事(誕生させる事)”

ただ、それだけの為に彼はこれまで無数の生命を、星を喰らい続け
今日この日まで【エンテレケイア(神の器)】を完成させるための材料をかき集めていた。
ただ、それだけであった。

「だからこそ、君達とこの星には感謝しているよ。
この星のおかげで、【エンテレケイア(完全なる扉)】はもうじき完成する。
そう私の、神の肉体が再び降臨する」

ルナ:「ならば、お前の偽りの体を滅ぼす」

GM(イシュタル):「出来ると思っているのか?確かに我が肉体は偽りの器、機械の身でしかないが
我が魂が神である事に変わりはない。
それにもうすでに時間は迫っている、もうじき我が肉体は完成する」
 
その発言と同時だった、彼の背後に生まれる一つの球体。

それはまるで肉の塊のように不気味な鼓動を打ち 
禍々しいまでの脈動を震えさせていた。
まるでこれから生まれいずる事に歓喜するように。
 
GM(イシュタル):「喜びたまえ、君達の魂も我が肉体誕生の一部として取り込んでやろう」

ミシュラ:「イシュタル」
槍を手に取り続ける。デミウルゴスになってからこの槍とは
ずっと一緒に戦ってきたが…もう少しだけ、頑張って欲しい。
「お前が肉体を手にする事は無い。ここでお前は朽ちてゆけ」

ルナ:「お断りします」

GM(イシュタル):「抗えると思うのか?たかが人間と不完全なデミウルゴス如きで」

ミシュラ:「それでも皆が居れば、傲慢な完全者すら凌駕できる!」
ルナの方をちらりと見てから、神の懐と駆ける。
おそらくこれが最後になるだろう。恐れは無い。
必ず、必ず帰るために。ルナっちも かっちゃんも 皆を連れて帰ろう。

ルナ:時間はもう無いみたいだ。私の体も、もたない。
私はなんて幸せなんだろう。幸せだ。この幸せに、ケチはつけさせない。
私は、幸せなまま死んでいくのだ。
ああ、アケルナル様、最期のその時まで、力をお貸しください。

GM:ではターンを最初に戻しますがいいでしょうか。

ミシュラ:いいですとも。

ルナ:OKです。このターンで決めましょう。最高の一撃、だしてやる。

GM:そして宣言します、このターンの最後に【エンテレケイア(完全なる扉)】が完成します。
このターンの最後までに「イシュタルを倒した際」と
「倒せなかった際」でEDがちょっと変わります。

ミシュラ:なっ!?倒せなかったver!?こわっ(笑)

ルナ:なんと、出し惜しみは出来ませんね。

GM:根本的な未来は変わらないですけど。さあ、どうなるか(笑)
では最後のセットアップ&行動値です!

ミシュラ:にゃんこは全てをセカンドハイロゥに費やします
<超音速>でダイス目2倍!
0・0・6の6・3で35の70+61で131!<超越行動>発動です!

GM:イシュタルの行動値313!そしてこのターンで神もようやく慢心の衣を捨て
己が全力を解放し始めます!!

ルナ:弱点看破、背水の構え、剣霊降臨、戦神降臨
二度目のソニックダンスで先手を取る!ソニックドライブでMP13回復。
更にこれらを使用して、<古代器:次元裂く鎌>で対象はイシュタルと神の肉体!
 
《神威絶叡禍》 タイミング:メジャー 対象:単体 射程:視界
貴方が行う命中判定は絶対命中となり、攻撃判定に+80をする。
またこの攻撃に対して対象は一切の防御判定、防御スキル、フォーチューンアビリティを
使用する事は不可である。ただし秘奥義による防御のみは可能である。

<ハイチャージ> タイミング:メジャー(組み合わせ可) 対象:自身 射程:− 消費精神:5 
<チャージ>を取得している場合のみ取得可能。
貴方は<チャージ>による溜めの行動は必要なく、即座にチャージによる攻撃を放てる。

GM:神の肉体はイシュタル以上に破壊困難ですが、まぁやっておいて損はないです(笑)

ルナ:アケルナル様のへそくり、おいくらですか?

GM:そこに書いてあるとおりです(笑)

ルナ:初期所持金5200ですね

ミシュラ:ためこんだなぁ…アケルナル様…。

ルナ:<地獄の沙汰も金次第>使用、金額は5200R!攻撃に+520!

GM(アケルナル):(「マジかよ…こんなとこで役に立つなんて、溜めておいてよかったぜ…」)
って普通にやべぇ(笑)

ミシュラ:(これで「神も金さえあれば殺せる」と勘違いしたアケルナル様が
金の亡者になるのは別の話。またいつか、別の機会にしよう…)

ルナ:更に<憤激>で攻撃値上昇、<死点斬り>でクリティカル値を減らして
<ソードダンス><オーヴァーアタック>で攻撃ダイス増加して
<崩壊の刃><古代器:生命の刃>で更に攻撃値を上昇。特技分は以上!更に!
 
《剣王極淵斬》 タイミング:ダメージロール直前 対象:自身 射程:−
貴方が行うダメージ判定に+5D10をする。

《天地万象閃》 タイミング:ダメージロール直前 対象:自身 射程:−
貴方はダメージ判定の際に[コネクション]+[部下の数]分のダイスボーナスを得る。

GM:部下(爆笑)いつの間に(笑)

ミシュラ:部下(笑)

GM:きっとアケルナルの部下だな(笑)

ミシュラ:金といい部下といいカオスだなぁ(笑)

ルナ:更に《ブレイドオブブレイド》使用で指定するのはクリティアス、レオンハルト。
これで神殺しが攻撃力235、崩壊の刃で470。

《ブレイドオブブレイド》 タイミング:宣言 対象:武器 射程:−
貴方は所持している全ての武器の攻撃力を加算し、一つの武器として創生し即座に装備できる。
武器の種別は貴方が指定するものになる。この武器はこのターンの終了時に消滅する。

ルナ:こんなもんか……?え〜と1583+16D10。

GM:ならばお伝えましょう。もはや1500オーバーの時点で
イシュタルのこの機械の身体を破壊できます。

ルナ:よし。

GM:ですが、イシュタルも、もはやここまで来て、それほどの一撃を出された以上
出し惜しみはしません。ですのでそれが通る“前に”――
 
星宝:【機械神の終焉(デウス・エクス・マキナ・フィナーレ)】 形態:特殊型 ランク:S
タイミング:宣言 対象:任意 射程:視界
全てに嘆きの崩壊を生み出し世界を喰らい尽くす機械神の姿。
惑星すらも滅ぼす機械神の業火。これまでにイシュタルが受けたダメージを
そのまま任意の対象へと与える。このダメージは如何なる手段を持ってしても防御不可能である。

GM:宣言タイミングでこちらを発動!

ルナ:インフィニティアイン、使えますか?

GM:無理ですね。これは星宝なので。

ミシュラ:同じランクS星宝により防御以前に攻撃そのものを「受けない」として
<光粒子移動>は使えますか!

GM:それはありとします!
「見事だったよ、ルナとやら。君の一撃が通れば私の体は砕けていただろう。
だがこれで君が倒れれば、もはや誰も私の肉体降臨を止められはしない。私の勝ちだ」
3936点の実ダメージ!これが正真正銘最後のイシュタルの手です。

ルナ:<ヤマトの誓い>!喰らってなお立ち上がる!

GM:なるほど!!

ミシュラ:ではセカンドハイロゥで光粒子移動!1回分行動放棄でカストルを庇います!
「もう誰も殺させるものか!お前は一人で死ね!!」

GM(イシュタル):「?!ば、馬鹿なッ!!」
それはイシュタル――偽りの機械神が放った最後の一撃が全て防がれた瞬間であった。

神たる己が放った渾身が防がれ、ただ足元に存在するだけの蟻と評していた者達が生き残った。
彼のデータに、計画にこんな歪みはなかった。

それが何故、ここで何故、こんな、何故こんな奴ら如きに…!

「こんな…こんな馬鹿なッ!神が!神たるこの私が!!星王イシュタルが!!!
こんな、こんな、人間如きに――――ッ!!!」

GM:あるいは最初に対峙した時点で、神たる彼に“慢心”や“驕り”がなければ
また違った結果があったかもしれない。 
結局、神の本質が“傲慢”であるなら、その神が敗れた原因もまた“傲慢”。

ミシュラ:故に、神は神であるからこそ敗れたのだろう。

ルナ:「絶技・運命(さだめ)斬り、終の太刀――私の全て……」
神より先に、崩れ落ちます。
もう、立てません。

GM:では――


“ずばああああああああああああああああん!!!!!”


それはまさに神の身体、機械の身体――デウス・エクス・マキナを砕く一閃。
文字通りの神殺しの剣。
 
イシュタルの身体はその半分以上が消滅し、彼のデータやメイン機能がショートを始めている。
 
「バカナ…こんな…はズは…肉体…そうだ…我が肉体さえ、あれば……」
 
彼は倒れた半身で床を這いずりながら目の前に浮かぶ【エンテレケイア(完全なる扉)】
すでにそれが人の器へと変化しつつある【エンテレケイア(完全なる扉)】へ近づく。
だが、その時―― 

「それは貴方の身体には少々不釣合いですよ。イシュタル様」

“どすっ!!!!”
 
神の頭を貫く光弾。
 
最後に全ての画面がブラックアウトする瞬間にイシュタルは見た。
 

「アケル…ナル…ッ」


神の肉体を手にし、笑みを浮かべる男の姿を。

 
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