◆ミドルシーン12 〜エンテレケイア(完全なる扉)〜
GM(サダルメリク):「神の計画の第一段階、それが星蝕による星の蝕みとデミウルゴスの生誕。 第二段階がデミウルゴスの霊質デュナミスの回収。 そして最終段階こそが大量のデュナミスにより生まれる【エンテレケイア(完全なる扉)】 それを手にする事。――もうじき、星蝕システムは発動を開始する。 そうすれば残ったこの世界も終わり、生まれたデミウルゴウス達の魂も即座に神へと吸収される。 手始めにプロパテールbフ三人のデュナミスは神の手元へと向かったように」 ミシュラ:間に合わなかったのか―――深く悔やむ。 「お前はそんな神に付いて行って、いいとでも思っているのか」 GM(サダルメリク):「…私の魂もいずれは神の手元へと向かうだろう。 だが私は神へ私の願いを申し立て、彼はそれを受諾してくださった。 故に私は己の願いの為に最後まで神のために動くまでだ」 ミシュラ:「願い…?」 疑問に思う。彼もまた、神により感情を取られた犠牲者なのかも知れないと思っていた。 しかし…今、自分に成すべき事がある以上、そんな事を考えている余裕は無い。 GM(サダルメリク):「…いずれにせよ、私がすることは一つ。ここに残った最後の不確定要素 ミシュラ、ポルクス、ルナ、マーク、お前達の抹殺のみだ」 ミシュラ:「…かっちゃん」 サダルメリクを睨んだまま、カストルに話しかける。 「かっちゃんは、神サマの目的を聞いても それでもまだ、神サマの言葉にすがるの…?」 GM(カストル):「……わ、私は……」 そんな君の問いを遮るようにサダルメリクが告げる。 「カストル。君は神のいる神の座《エンピレオ》へ向かうとよい。 君の行いに対し神は自ら君に会い、君の願いを叶えると言っていた」 そのサダルメリクの言葉にそれまで光無い瞳で俯いていたカストルの瞳に光が灯る。 「……!」 ミシュラ:胸がざわつく。 何か、とめどなく嫌な予感があふれ出る。 GM:その言葉を聞き、しばしミシュラを見ていたカストルであったが 意を決したように開いた扉の向こうへとカストルは向かった。 ミシュラ:「かっちゃん…!」 しかし、人間になりたいという望みをもった彼女を止める言葉を僕は持たない。 GM:君のその言葉を背にカストルの姿は門の向こうに消える。 そして、静かに閉まる神の門。 「さて、これで君がこの門の先に行く方法は私を倒す以外無くなった」 ミシュラ:「…神頼み…ってのもアレだけど、今は本当にかっちゃんが幸せになれるように祈ってるよ。 でないと僕は自分を許せない」 ここでカストルを止められなかった事を後悔する事にならないか。何度も 何度も自問する。 「…考えてたって仕方ない、か。門の先に行って、神サマがかっちゃんに 変な事をしようとしたら殴り倒して止めるだけだ」 そう言って槍を構え直す。 GM:そう君が構えると同時に君とサダルメリクの中心の空間が揺らぐ。 そしてその空間から現れるのは、ルナ。 ルナ:「……」 GM(サダルメリク):「ルナか。丁度良い、探す手間も省けたな」 ルナ:「こちらこそ。…見たところ、神への障害は貴方だけ……ですか」 GM(サダルメリク):「私とお前達との存在の違いが理解できていないわけはないのだろう」 圧倒的魂の圧力を秘め、サダルメリクは言う。 「ガドフリートでさえ、私に敗れたのにお前達二人程度では私に傷をつけることもできはしない」 ルナ:「でしょうね。私では、無理です」 GM:彼はゆっくりと君達の方へと歩み出す。 それと同時に彼を中心に展開される異質なる空気、圧力、領域。 それは運命を支配する彼の星宝の発現、その合図。 ミシュラ:「サダルメリク。運命支配の、可能性操作能力…。 それを打ち破り勝つ『可能性』が、千に一つか万に一つか億か兆かそれとも京か それがたとえ那由他の彼方でも、僕達には十分すぎる」 たとえ敵がどのような力を持とうとも、自分は成すべき事を成すだけだ。 GM(サダルメリク):「――愚かな。お前達にある運命は一つ。 ここで死に絶えるという可能性のみだ」 ルナ:「河砂一粒、いやもっと? でも勝てる可能性はある。 その頂に登ればいい……」決めた。 「可能性ですらない。貴方は“私”に負けるのです」 ルナ:右手を、胸に当てる。 ミシュラ:「勝つ運命に至れる事が奇跡に等しい可能性でも、それを掴み取ればいい。 起こるから、奇跡っていうんだよ。サダルメリク」 ルナに、何があったのかは判らない。 唯今はこの戦いを乗り越えよう。 GM(サダルメリク):「――よかろう」 彼は静かに構える。そして放たれる神に等しき力の本流。 「お前達の決意に敬意を評し、その可能性全てを叩きおり絶望を与えてから殺してやろう。 運命を操る神に等しき力を有する私の前に、倒れるがいい。ミシュラ!そしてルナよ!」 ルナ:「私は神を弑奉る鏡!天に浮かぶ無慈悲な女王!活目しなさい、驕り高ぶった最強の生物よ!」 そうして神の城の頂点にて今、至闘が開始された。 それはかつてない運命を超越する戦いの幕開け。 ◆プロパテールバトル 〜運命の支配者〜 星王殿の頂上、神の座への扉前。 今、その場所で物語の最後を奏でるべく舞台に上がった者達の死闘が始まった。 ルナ達の眼前に立つのは、プロパテール2にして運命を支配する者サダルメリク。 彼はすでにそのSランクの領域型星宝・【運命支配(フェイト・ドミニオン)】を発動させていた。 GM(サダルメリク):「…さて、でははじめようか。先程も言ったがすでにお前達の 運命と可能性は私の望むがままだ。お前達では私に勝利する可能性は作り出せない。 …絶望の果てに朽ちるがいい」 ルナ:剣を抜く、光の雫がこぼれ散る。 「その驕りが貴方を滅ぼします――」 (――とはいえ、どう対抗しますか) GM:と言う事で戦闘開始です! まず最初にすでに君達は彼の星宝の範囲内にいます。 と言う事で彼の星宝を知らせておきます。 星宝:【運命支配(フェイト・ドミニオン)】 形態:領域型 ランク:S タイミング:宣言 対象:射程内の全て 射程:使用者を中心に半径50m “運命支配”サダルメリクが持つ領域型最高のSランク星宝。 この領域内に存在する全ての存在の運命、確率理論、過去の要因として選ばれる未来 その全てを支配、操作して限りなく0に近い偶然すらも必然へと変える。 この星宝の前ではあらゆる実力も能力も意味はなく、サダルメリクが選ぶ運命のみが 示され、どんな人物も偶然や奇跡とも言える確率を導き出され敗北の運命のみを選ばされる。 この領域内でPCが行なったあらゆる判定のダイス目をGMが望むダイス目に何度でも変更させる。 (例えば、PCが[9]と[7]のダイス目が出たとしてもGMはそれを[1]と[2]のダイス目に自由に変更できる) ただし、GMがダイス目を変更した後でフォーチューンポイントを使用して そのダイスを更に変更した場合はこの運命支配によるそのダイス目の変更は行なえない。 GM:とりあえず、セットアップと行動判定どうぞ。 ルナ:セットアップはありません。行動値46。 GM:サダルメリクの行動値は96です。 ルナ:はえええ! GM:そりゃプロパテールだから。素でミシュラ並みです(笑) ちなみに先に運命支配でミシュラのダイス目は全て1にするぜ(笑) ミシュラ:「さっきも言ったけど、定められた運命を打ち破る奇跡を起こしてみせる。 サダルメリク―――お前の能力への過信を今ここで打ち砕いてやる!」 行動値は…<超速能力>で1・1・1の3+10で13を51にプラス!行動値64でアクセラ発動! GM:了解です。ではサダルメリクからですね。 「お前達にそんな奇跡など起こりはしない。 デミウルゴスの頂点、プロパテールb持つわが力をとくと見せておいてやろう」 そう言うと同時に彼の手から生まれるのは眩き白き光の刃! <セラフィムスパーダ> タイミング:メジャー 対象:単体 射程:視界 消費精神:− この攻撃による命中・攻撃判定に+2D10を得る。 ただし、この攻撃を受け戦闘不能とならなったキャラクターはフォーチューンポイントを1点得る。 GM:この攻撃でミシュラを対象にします!命中105! そしてミシュラのダイスは全て1にします。 ミシュラ:ぬおおさすがだ(笑)なんて強さ。 GM:しかもダイスのコントロールによりそちらの潜在能力の強さをほぼ出せませんからね(笑) ルナ:行動放棄で庇えますか? GM:構いません。それはありとします。 ミシュラ:「―――こっちに来ると、思ってたよ」 自身の能力を遥かに超える絶対者。 彼を相手にして、全力を出し切らずに勝てる等という傲慢さは持ち合わせていない。 セカンドハイロゥ+<振動速移動>で攻撃無効化! GM:なるほど!うまい!!(笑) ミシュラ:振動化でサダルメリクの攻撃をすり抜ける! GM(サダルメリク):「…ほぅ、うまい避け方だ。 さすがに元オグドアスb冠していただけはあるな、ミシュラ」 攻撃は避けられたものの彼の持つ余裕と圧倒的な自信は緩いではいない。 ではここでミシュラさんの行動ですね! ミシュラ:どんな生物にも、『攻撃後の動作の隙』を完全にかき消す事は出来ない。 攻撃を当てるにはこのタイミングしかない――― 「<疾風迅雷>!」 メジャーで<疾風迅雷>。命中は1・1の2+57+24の83! GM:最初から1・1にするあたり分かってますね(笑) ミシュラ:もう最初っから全部運命支配される前提で(笑) GM:ですね(笑)こちらの回避は67。あたりです! ルナ:クリティカルして運命支配されたら……顔を覆いたくなる。 GM(サダルメリク):「…なるほど、攻撃後の硬直を狙ったか。 少しは戦い方を知っているな、ミシュラ」 彼は褒めるように君に攻撃を受ける。 ミシュラ:1+1+57+49=108点! 「僕だって元オグドアス…舐められると困るよっ!」 GM:防御は71点で37発通りました! 君の一閃はサダルメリクの頬を僅かに傷つけ、そこより血を流させる。 しかし、彼の圧倒的な余裕とそこから流れる自信は微塵も揺るがない。 ミシュラ:確実に急所を貫ける筈であった一閃。 その渾身の攻撃を、いとも簡単に凌いで見せた絶対強者としての力… 「…流石に強いね」 判りきっていた事を自分に言い聞かせるようにぽつりと呟く。 GM(サダルメリク):「見事だ。運命を支配する私の前でこれほどまでに その魂を曇らせる事なく真っ向から挑み、私の身体に傷をつけるその力、敬意に値する」 ルナ:「……くっ!」 目の前で展開される高速戦闘に目が追いつかない! GM(サダルメリク):「では、ならばこそ、お前達に伝えておこう。 本当の絶望と言うものを絶対に到達不可能な神と人との差を――」 「私の生命力は―――1000だ。つまり今のお前の攻撃は文字通りのかすり傷ということだ」 ルナ:1000っ!ケタが……ちがうじゃないか GM:それはあまりに圧倒的な力の差の宣言。 運命を支配し、その戦闘能力は星宝を使っているはずのミシュラと互角。 そして、あまりに絶望的過ぎるその生命力の宣言。 ミシュラ:「1000…」 100の間違いじゃないのか。何を言っているんだこの男は。 「……冗談きついよサダルメリク。それがもし本当だとしても…僕らが戦いをやめる理由たりえない。 そうだろう?ルナっち。僕らは勝って、生きて帰る事に決めたんだから」 依然瞳に闘志を宿しサダルメリクを見据える。 ルナ:「言う必要、ありますか?」 GM:HP100だったらさっきの攻撃でかなり致命傷っすよ(笑) ミシュラ:「100だったら頑張ればギリギリ勝てるかなって(*‘ω‘ *) 」 GM:ミシュラが頑張れば確かに勝てるね(笑) 「…ほお、これだけの差を見せられてなお向かってくるか。 惜しいな、お前達のような存在をこんな形で消す事になるとは」 と彼は君たちの反応を見やりそう始めて君達を認めるかのように呟く。 ルナ:「神に勝てない運命とやらを、この手で切り裂いて差し上げます」 とはいえ、何も出来ないんだ…攻撃は当たらないし…ダメージ通らない…。 しかし、攻撃だ!命中は34! GM:OKです!もちろん余裕で回避します。 「無駄だ。お前の攻撃では私に触れることすら出来ない。 お前達のその心の強さには敬意を評するが所詮は――」 そうサダルメリクがそう言葉を紡ごうとした瞬間だった。 “じゃらり…”と彼の腕に絡まる鎖。 見ると倒れていたポルクスが己の星宝【貪り食らう鎖(レーディング)】を彼へと放っていた。 ミシュラ:「ポルっち…!」 ルナ:「ポルクスさん!」 GM(サダルメリク):「…貴様、こんな下等な星宝如きで私の力を封じられるとでも思っているのか」 自らの腕に絡まる鎖を塵のように見下すサダルメリクだが… 「…ああ、確かにオレの星宝じゃお前の星宝を封じるなんて無理だ…。 だけどな、ランクを一つ落としてお前の星宝に束縛をかけるくらいはできる!」 そのポルクスの叫びと同時に放たれる彼の封印の星宝! それを受け、サダルメリクの発動させていた星宝の力が減少していくのが肌で分かる。 サダルメリクは舌打ちをしてポルクスの鎖を千切り、その掌より衝撃波を放ち ポルクスはフロアの壁へと激突する。 ミシュラ:「ポルっち!」叫び、庇おうとしたい――が 今サダルメリクに背を見せる事は死と同義だ。 それではポルクスの想いを無駄にしてしまう。 ルナ:「ミシュラ様、ポルクス様の思いをムダにはできません」 GM(ポルクス):「……ッ!…あとは…頼んだぜ…ミシュラ……」 その一言と共に彼女は気を失った。 ミシュラ:「…っ…う…判ったよ…ルナっち…ポルっち…」 槍を握り締める。今は目の前の敵を倒す事に専念するんだ。 GM:と言う事で、これで改めまして彼の星宝は良心的なものへと変わります(笑) 星宝:【運命支配(フェイト・ドミニオン)】 形態:領域型 ランク:S→A タイミング:宣言 対象:射程内の全て 射程:使用者を中心に半径50m “運命支配”サダルメリクが持つ星宝がポルクスの封印の星宝によりランクを1ランク下げられた形。 この領域内でPCが行なったあらゆる判定のダイス目をGMが望むダイス目に “1ラウンドに2回”変更させる。ただし、GMがダイス目を変更した後でフォーチューンポイントを 使用してそのダイスを更に変更した場合はこの運命支配によるそのダイス目の変更は行なえない。 ミシュラ:やったぜ!ポルっち愛してる!(笑) ルナ:おぉ!これなら! GM:あと【貪り食らう鎖(レーディング)】によりサダルメリクの戦闘能力も僅かに減少します。 では2ターン目セットアップ&行動値!こちらの行動値は90です。 ルナ:エクセリオンフォーム! 5・6、5を10に変えて、追加が9、行動値59です。 ミシュラ:セットアップでキリングジョーク! 「サダルメリク!運命を支配して勝つための道を作り出すというのなら… 僕がその道を全て殺しつくしてやるッ!」 GM:きた(笑) ミシュラ:残り精神力5。うわぁ、まずーい(笑)ポーションのダイスも減らされたりしますか! GM:ポーション>もちのろん♪ ミシュラ:8・6・9でフォーチュン。運命支配する?(笑) GM:微妙だな(笑) いや、しておこう!ミシュラへのダイス変更はこれで残り一回! とりあえずポーションのダイスは全部1に!(笑) ミシュラ:今フォーチュン使って変更されなかったことに出来ますか! GM:それはありです! ミシュラ:では使います!これで足し引きフォーチュンは0!残りFP3。 GM:了解です。 ミシュラ:超音速…は…精神力たりない…(笑)84で! GM:ではサダルメリクから行きます。 「私の星宝の支配が弱まったからと言って勝てると思っているのならばそれは間違いだな。 プロパーテルbフデミウルゴスのみがもつ神の力をその身に刻んでやろう」 そう言うと同時に彼を中心に吹き上がる嵐。 それはまさに神が世界を滅ぼすために生み出した聖書の嵐の如く! <ケルヴィムラファーガ> タイミング:メジャー 対象:任意 射程:視界 消費精神:− 指定する任意の対象へ即座に絶対命中の10D10(ジャッジとして扱いません)によるダメージを与える。 このダメージに対し、対象は抵抗値(ジャッジは不可)のみで防御する事ができる。 GM:67点!そちらのお二人、抵抗値のみで防御を! 「これがプロパテールbフ力だ、消え去るがいい」 ミシュラ:チートだ!すっごーーーーく判りやすいチートだ!(笑) ルナ:喰らったら……HP1で残るな。 「ぐぅ! 一撃で落とせない程度ですか?」 ふふ、っと力なく笑います。 ミシュラ:これは…セカンドハイロゥ振動化で生き残れるけど… 「一編死ね」って言ってるんだよな…(笑) どうしようどうしよう(笑) 凄く迷う(笑) GM:エスペ史上上位に入るチート能力です、サダルメリクは(笑) ルナ:わかりやすいチート(笑) ミシュラ:もうポルが頑張ってくれたし、この戦いの後に何かあったとしても ルナっちが完全同調で頑張ってくれるだろうから…(何その前提) よし!喰らおう!(笑) GM:了解です! ミシュラ:サダルメリクの放った神の力の体現であろう嵐。 その圧倒的な力の前に、回避運動など意味を成さない。 「―――――っ!」 口から多量の血を吐き、ボロ雑巾のように床に叩きつけられる。 ルナ:「っ、ミシュラ様!」 ぬかった――自身は耐えられても、この小さなデミウルゴスは……耐えられない! GM:それはサダルメリクも確かな手応えを感じ、残った障害のルナのみに彼は視線を向ける。 ミシュラ:「―――まだだ…っ」槍を突きたて立ち上がる。 「余所見をするなんて酷いなサダルメリク。まだ、終わっちゃいない。 この身に力が残されている限り、お前を倒すまで何度でも立ち上がってみせる!」 《ファルナスの加護》使います。 GM(サダルメリク):「ッ?! 馬鹿な!あの傷で立てるはずが――その光は…! ファルナスの加護かッ!」 ルナ:「…よかった」 胸を撫で下ろしたい気持ちを抑え、構える GM:ファルナスの加護を受け再び起き上がった君に驚くサダルメリクだが その表情はすぐに冷静さを取り戻し、君を再び葬るべくその瞳を向ける。 ではミシュラさんですね。 ミシュラ:<疾風迅雷>で攻撃力118+57で175を基本値として判定いきます(笑) 先に聞きますが、運命支配しますか! GM:うーん、では攻撃ダイスを全て1にしましょう(笑) ミシュラ:では命中142で(笑) GM:無理無理(笑) あたるあたる(笑) ミシュラ:攻撃178!ダイス目が全部1だから3しか足せない(笑) GM:それでもつよっ(笑) ルナ:おそろしや。 ミシュラ:キリングジョークで防御「のみ」なのでほぼ素通りのはずっ。 GM:おお!滅茶苦茶削りました。 ルナ:コレをあと8回くらいやれば! GM(サダルメリク):「――がはッ!」 君のその一撃にそれまでどんな攻撃も微動だにしなかった彼は始めて苦痛を露にし、 その口から血を吐く。 「…驚いたな…神に等しき我が身を傷つけるとは…ミシュラ、お前を甘く見ていたようだ」 今の一撃は彼に確実なダメージを与えたのがミシュラには確かに感じられた。 ミシュラ:「これは僕だけの力じゃない…皆の力が、僕を助けてくれるんだ」 ファルナスの加護を体に感じながらそう返す。 GM:ではここでルナさん。 ルナ:当たるかどうか分かりませんが、《エンシェントレコード》で<神剣斬>を 「lai,lera,erai――我が身、我がイデア、汝に刻む!」 GM:おお!なるほど!とりあえず、先に命中は全部1にしておきます(笑) ルナ:FPを使って振りなおす。2・4、2を10に、振りなおしは5、51です。 GM:おお、僅差で当たりました! ルナ:よし、え〜と武器の威力は60になってるのか 運命支配使いますか? GM:そうですね。ここくらいしかなさそうですし。全部1に(笑) ルナ:「おおぉぉ! 魔人斬!!」82です GM:なるほど。では今のでサダルメリクの生命力はおよそ4分の3になったくらいですね。 ルナ:あと750! GM(サダルメリク):「――ちッ!」 君のその一撃に防御の構えをしようとするが、ミシュラのキリングにより防御は崩される! ミシュラ:ラストのアクセラ行動が入ります! サダルメリクに致命傷を与えるには運命支配能力が尽きた今、このタイミングしかない! 「【光槍の千突】」 《エタニティ・インフェルノ》を敵の防御判定に使用でキリングジョーク合わせて防御不可能。 サウザンドブロウ使用でFP5消費の実ダメ5回攻撃! 《エタニティ・インフェルノ》 タイミング:瞬間 対象:単体 射程:視界 対象が行なう戦闘能力値を使用する何らかの判定の際、その戦闘能力値を一時的に0とさせる秘奥義。 GM:おお!なるほど!!うまい、実にうまい!! ルナ:さすがです! ミシュラ:流石に当たるでしょう、命中判定は全て68+2D! GM(サダルメリク):「ッ!しまった!貴様、最初からこれを狙って…ッ!!」 ミシュラ:沢山振ってフォーチュンも出たしクリティカルも出たけど… とりあえず全部80以上を申告します。攻撃判定移ってもいいですか! GM:あ、まって、一つだけ回避が93がでた(笑) まわりにまわって(笑) ミシュラ:おお、流石(笑)では4回命中で。 GM:ですね。ではどうぞー! ミシュラ:118+3D10を4回の126+138+136+150=550! 実ダメで550点ですぅ(笑) GM:これは、信じられん(笑) 神に等しい肉体を持つサダルメリクにこれほどまでの致命傷を与えるとは!(笑) サダルメリクのHPを一気に半分以上を削ってる(笑) ルナ:あと200!ミシュラ、あと一回キリングできますか? ミシュラ:なんとか!もう1キリング+疾風迅雷でちょうど0(笑) ルナ:倒しきりましょう! ミシュラ:ええ!次で! GM:それは神速の領域にいたるミシュラの神速連続撃! まさに嵐のような猛攻によりサダルメリクの身体は血にまみれ、彼はその口から大きく血を吐く! 「がはッ!…馬鹿な…お前ごときに…私が、プロパテールbェ…ッ!」 サダルメリクのその表情には始めて焦りの表情が生まれ始めていた。 ルナ:「その驕りが! 貴方を死地に運んだのです。 驕り高ぶった最強の生物は、既に最強ではない――御伽噺で語られていますよ?」 「…だが…私もここで敗れるわけにはいかない…!私は…勝たなければならないのだッ!!!」 サダルメリクは吼える。 今まで冷静でその表情や声色を変えたことがないデミウルゴスが魂の叫びにも似た声をあげる。 GM(サダルメリク):ではターン終了前に… 「いいだろう、ならば私ももはや慢心も驕りも捨て全力でお前達を屠ろう!」 サダルメリクより放たれる光。 それは君達を包み、精神の痛みを肉体の痛みへと変える! <スローネルーチェ> タイミング:クリンナップ 対象:任意 射程:視界 消費精神:− 指定された対象は即座に現在消費している精神力の分、生命力に実ダメージとしてダメージを受ける。 この時、戦闘不能とならなかったキャラクターは即座に精神力が全回復する。 GM(サダルメリク):「切り札を使った分、お前達へのこのダメージは大きいはずだ。 もはや出し惜しみはしない」 ルナ:「それが驕りだというのだ! 私は、一人ではない!」 《ファルナスの加護》で復活、セイバーモードに。 GM:了解です。ではルナの復活によるターン! ルナ:「お前はそこで滅ぶ!輝け私の星種ッ!!」 ミシュラ:残りHP27で、MPで全回復しました(笑) ルナ:《瞬花終到》を 命中は6・7・0、6を10に変えて、追加が1・7――出目は35だから、命中112。 GM:無論!あたりです! ルナ:剣を振り下ろすと、光の奔流がサダルメリクに殺到する。 サダルメリクの後ろから声――「まだ終わらない」 ルナの、聲――これをハンティングブロウで絶対命中にします。 GM(サダルメリク):「ッ、貴様…!」 君の移動スピードに反応できず、彼の身体は遅れて反応する。 ルナ:「デミウルゴスを屠るほどに高めた絶対攻撃」 しかしサダルメリクが反応した後ろに、ルナの姿は無い…海鳴を利用した、撹乱! 秘奥義《剣王極淵斬》で攻撃ダイスをブースト! GM(サダルメリク):「?!なにッ!馬鹿な…何故人間にこれほどまでの…ッ!」 ルナ:ダイスは6・7・1・2・8・8・9・7、1を10に変えて追加が3。 ルナは、光の奔流の後、即ち正面。 出目60、命中分が加算で112、瞬花で50、素の攻撃力が50 「絶技ッ!」 人間の限界、その向こう側―― ルナ:攻撃力は272です。 秘奥義《エタニティ・インフェルノ》をサダルメリク。 「――――運命(さだめ)斬りッ!!」 ミシュラ:この言葉遊びはどストライク。ルナっちかっこいい!(笑) GM(サダルメリク):「……見事だな。だが、私とてここで敗れるわけにはいかない!」 《天衣無縫の極地》を使用!そちらのダイス60分を減少!攻撃力を212まで下げます! “ずばあああぁぁぁぁぁぁぁん!!! ” 運命すらも断ち切るルナの一閃。 それはまさに神すらも傷つける一撃。 ルナ:(届いてッ――!) GM:だが、その一撃を…本来なら消滅に至るほどのダメージを 天衣無縫による運命の変革により、サダルメリクは――生き残った。 ルナ:「そんな……」 GM(サダルメリク):「……まだ、だ、まだ…私は倒れはしない…。 貴様たちを討ち滅ぼし…私の願いを叶えるまでは!!」 それはまさに執念ともいえる妄執の焔、魂の叫び。 彼を突き動かす何かが彼を立たせている。 ミシュラ:「…メリやん…僕、本当にメリやんの強さに憧れてたんだ。 成すべき事を成す為の、その強さに。でも、僕らは道を違えてしまった。 悲しいけどこれで終わりにしよう」 眉を下げ、サダルメリクを見る。 彼の瞳もまた、自分の大切な人達と同じ―――悲しく、沈んだ色。 |