第十章「喪失」
◆ミドルシーン8 〜喪失〜
東通路を走るガーディとルナ。
その通路を走る中、不意にガーディがルナへと声を掛ける。
 
GM(ガーディ):「…だが、妙だとは思わないかルナ。
いくら機関でもこれほど早く我々の居場所を掴むのはおかしい。
それにこのミシアン首都に存在する結界は機関内でもそう簡単に破れないと聞いていた」

ルナ:「そうですか?私はここに結界があることも知りませんでしたし…
そんなに強力な結界なのですか?」

GM(ガーディ):「ファルナスに敵対する者はそう簡単にはここに入れないほどの代物だ。
仮にも“最初のフラグメント”でもある彼の創った結界だ。彼自身の意志で発動を停止するか
この神殿のどこかにある制御装置をいじるかすれば別だが」

ルナ:「……簡単な方法が一つだけ」

GM(ガーディ):「なんだ?」

ミシュラ:(ミシュラ「ミシュラ小劇場ー」
カストル「わー ぱちぱち」
ミシュラ「簡単な方法ってなんだろうね」)
カストル「…判らない」
ミシュラ「まさかかっちゃん…ははっ!そんなわけないよねっ」
カストル「……」
ミシュラ「え…かっちゃん…?」)

GM:(ガーディ「簡単な方法。それはね。真正面から結界ぶち破って乗り込むことさ」
ファルナス「それはまたすごい力技だね」)

ミシュラ:(バルバルス「そう―――そしてその力技を可能にしたのはこの俺様の筋肉」
ミシュラ「誰さ君」)

ルナ:「獅子身中の虫。……つまり、我々の中に内通者がいる可能性。
いえ、我々でなくとも、既にこの中に機関側のものがいればいい。
私とガドフリート様、エルナト様、ミシュラ様、カストル様、マーク博士。
その中で私とガドフリート様は外れます。私は力が無いし、ガドフリート様は力がありすぎる。
ミシュラ様は無いでしょう。囚われの身でしたから。
カストル様、エルナト様。この二人が可能性としては高いかと……他の機関側に近く
そして力量としてもちょうどいい」

GM(ガーディ):「…なるほど、確かにそうだな…だが、今は」
君の言葉を受けていたガーディであったが、すぐに視線を君から正面に向ける。
「この場を乗り切る事を考えるとしよう」

ルナ:「はいっ!」抜剣。

GM:ガーディと君の視線の向こう、通路の先から現れる存在。
それはあまりに圧倒的な魂を鷲づかみする圧力。
身に纏うのは純白のコート。そして右手の甲に刻まれた「2」の数字。
「…まさか、直々にプロパテールbェ来てくれるとはな」

彼の威圧感に同じプロパテールbナもあるガーディすら冷や汗を流し
目の前に存在する圧倒的存在の名を呟く。

「プロパテール2“運命支配”サダルメリク、か」

ルナ:「サダルメリク……様」

GM:そのガーディの言葉に特に反応する事無く、君達の目の前に現れた
人物、サダルメリクは静かに口を開く。
「裏切り者ガーディ、お前には神より抹殺の命が下されている。
そちらの娘、ルナは殺さずに連れ帰れと言われた。故に覚悟するがいい――」
彼は静かにそう宣言する。そのサダルメリクの言葉を受け、ガーディがルナを制し静かに前に出る。

ルナ:「ガドフリート様?」

GM(ガーディ):「お前は下手に戦わない方がいい。さっきも言った同調が強くなるかもしれない。
それにプロパテールbノは同じプロパテールでなければ対抗は出来ない」
君の身を案じるように、だがハッキリと彼は宣言する。
事実、プロパテール種の力は別格であり、アルレシャと対峙した際、ルナもミシュラも
彼女の圧倒的力の前に敗れたのだから。

ルナ:「くっ……分かりました」下がるよ。

GM(ガーディ):「安心しろルナ。オレの星宝はこの世で5つしかない存在しないSランクの星宝。
かつてこの世界で生き、死んでいった者達の魂を仮面として具現化しその力を再現する能力だ。
この力の前には並みの星宝では太刀打ちできないさ」

ルナ:不安だ……。

GM(ガーディ):「―――いくぜ」
そのガーディの発言と共に異質なる空気と衝動の発露。
そしてそれは仮面の形として具現化する。
 
【魂の仮面(イデア・マスカレード)】 形態:武装型 ランク:S
イデアの海に直接干渉を可能とする星宝。
かつてイデアの海に沈んだ過去の英雄、魂。彼らの力、記憶、技術を仮面の形へと変え
それを被る事により、その力を得る。
過去に失われし力、能力を再現させる頂上型の星宝。

ガーディは仮面を顔に被り、目の前のサダルメリクに迫る。
その右手からは真紅の剣を生み出し、身体に真紅の刻印を刻む。
 
GM(サダルメリク):「…それがお前の星宝【魂の仮面(イデア・マスカレード)】か。
確かにまともに戦えば、お前にも勝機はあるだろうな」

向かうガーディ。その腕から放たれる剣戟、技の数々
そのどれもが神速の域にあり、鏖殺の剣技。
――だが、その全てが一つの例外もなく、わずか紙一重の領域で
サダルメリクに避けられる。
 
GM(ガーディ):「くッ、馬鹿な、仮面を被り戦闘能力はオレの方が勝っているはず!
なぜ、全て紙一重で…」

まるで悪い冗談か悪夢のようにガーディの剣は全てサダルメリクに届かない。
すでに彼が放った剣戟は数百、数千におよび、この間僅かな秒数にすら届いていないというのに
まるで“ガーディが放つ剣戟の全てがサダルメリクの予測通りのよう”に全てが紙一重
未来予知とも取れる領域で避けられ続けていた。

そして、その瞬間に更なる異変が起こる。
 
“ぱきん――”
 
唐突にガーディの被った仮面が砕ける。そう、それはまるで自然に砕けたように。
 
GM(ガーディ):「?!」

一瞬の出来事にガーディは対応できなかった。
自分は仮面を解いていないし目の前のサダルメリクが何かをした様子はない。
にもかかわらず仮面は“自然に砕けた”。
そんな不可解な現象に困惑するガーディにサダルメリクが静かに語り出す。

GM(サダルメリク):「確率理論、と言うものがある。
全ての物事に偶然はなく必然のみが存在し、そうなる要因と原因が最初から用意されている」

サダルメリクは手の中で生み出した光の弾を放つが
それはガーディ目掛けてではなく、彼から外れた遥か後方へ向け放たれた。

GM(サダルメリク):「君は【魂の仮面(イデア・マスカレード)】で無数の仮面の中から
君の意志で仮面を選択したが、そうではない。
この世界に自由なる意志などはない。無限の可能性とやらも幻想に過ぎない。
例えばそう、君が【魂の仮面(イデア・マスカレード)】の中にある数万の仮面の中から
それを自分の意志で選んだつもりでも、最初から“数万と言う決められた数の中から選ばされている”。
つまり、その時点で君が選ぶ仮面も相手との力量差を考慮すれば自然と限定されていく。

言ってサダルメリクは続ける。それはまさに万象を支配する神のごとき者の口調で。

「そして君が選んだ仮面が“偶然砕ける可能性”も0ではない。
君自身の魂との相性、そして戦い時における状況などによってそれが砕けると言う確率は
1%にも満たないが“確かにその確率は存在する”。
私の星宝とは、この世界に流れる確率を、運命を、その必然を呼び寄せる星宝。
君がその仮面を被り、この瞬間に砕け、そして私の攻撃によって君が敗れるように
全ての運命がそのルートを辿った」

そして、サダルメリクの宣言と共に勝敗は決する。
 
「私と対峙した時点で君は敗北していたのだよ。ガドフリート」

ルナ:運命を支配する……それがサダルメリクの力

GM:サダルメリクの放った光は天上を砕き、それの落下場所にはルナがいた。
そして君はそれを回避しようとしたが、瞬間、足にかつてない激痛を覚える。
それは以前アルレシャとの戦いで負傷した傷が今この瞬間“偶然に再発した”のだ。

ルナ:「なっ!?」

GM:この可能性も0ではない。つまりこの結果もまたサダルメリクによって
引き寄せられた結果、故に――。
 
「――くッ!!」
 
ガーディは背を向け、ルナの方へと走る。
そしてルナの頭上へと落ちる瓦礫を寸前で全て吹き飛ばす。
 
だが、この結果もまたサダルメリクが望んだとおり。
そして彼の宣言通り、この瞬間ガーディは敗れていた。
 
「運命を支配する私に勝てる者はいないよ、ガドフリート」
 
ガーディはルナを抱き、その場を離れようとしたが
その行動すらも予測され、サダルメリクはガーディの眼前に移動し、そして――
 
“ずばあああああん!!!”
 
GM(ガーディ):「ぐ、ああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ルナ:「が、ガドフリート様ァっ!」

サダルメリクの放った横一文字の一閃がガーディの両の目を奪った。
その瞬間、ガーディの瞳は永遠に光を失う事となった。
 
◆    ◆    ◆

GM:一方、カストルの元へ向かうミシュラ。
その途中で君はカストルを発見する事が出来た。
見ると彼女は部屋から移動して通路の先を小走りに移動しているようだ。

ミシュラ:「かっちゃん!」
見つけるなり、彼女の元へと駆けていく。

GM(カストル):「……ミシュ…ラ…」
彼女は向かってくる君を見て呟く。

ミシュラ:「無事でよかった…ここが機関にばれたらしいんだ。早く安全なところへ逃げないと」
疑いなど微塵も持たずに傍へ。

GM(カストル):「………」
彼女は黙り込み、やがて口を開く。
「ミシュラ、私は…人間に戻りたいの…」 ぽつりと呟く。
「こんな…何も感じない灰色の身体や魂じゃなく、全ての色を感じて感情を覚えていた人間に…。
デミウルゴスになってから、私は人間だった頃の自分を思い出せなくなってる…。
もう両親の顔や自分の本当の名前さえも忘れてしまった…」

ミシュラ:「かっちゃん…」

GM(カストル):「イシュタル様は確かに、いい神じゃないかもしれない…。
だけど、ガーディの命とファルナス様の命を奪う機会を作れば人間に戻して
自分と共に星を歩む道を選ばせてあげると、言ったの……。
だ、だから…ミシュラ…わ、私………」

ミシュラ:「そんな…かっちゃん!そんな道にすがっちゃだめだ!
僕と機関へ行こう、かっちゃん。人間に戻る道を見つけるんだ。
悪い神様の言うことなんて聞いちゃいけない、かっちゃんは絶対に人間に戻れるよ。
僕が戻してみせる。だから…そんなこと、もう言わないで」

近づき、彼女の手を取るミシュラ、だがその瞬間――。

「お前馬鹿かよ〜、その女はお前を利用してただけなんだぜ〜。ミシュラ」

聞き覚えのある声がミシュラの耳に入る。

GM:通路の先から現れたのは鎖を這わせながら真紅のコートを身に纏い現れる少年ポルクス。

ミシュラ:「…ッ!だまれポルクス!お前に何が判る!」
激昂し叫ぶ。

GM(ポルクス):「ミシュラ。お前の底なしのお人よしにはオレはもう逆に感心するぜ」
呆れつつも彼は笑いながらそう言う。
「まあ、いいや。それでミシュラ。聞いておきたいんだけどよ。
オレ達機関や神に、まだ逆らう気でいるのか?」

ミシュラ:「……!」
当たり前だ、と即答するつもりだった。先ほどの話を聞いて、機関に戻れる筈が無い。
だが―――カストルの悲しい、沈んだ瞳。
かっちゃんを人間に戻せると言うなら僕は―――
「…いや」聞こえない程度の小さな声でつぶやき言う。
「それが正しい道だと、信じてるからね。もう、機関には戻れない」

GM(カストル):「…ミシュラ……」
君の答えを聞き、カストルは顔を背ける。
 
「そうか、ならもうこれ以上の質問は無しだぜ」

言ってポルクスは鎖を構える。そして――
 
“どすッ!!”
 
瞬間、ポルクスの放った鎖は君ではなく、隣のカストルの腹を貫く。
 
GM(カストル):「……ッ」
彼女はそのまま数メートル先に倒れる。

ミシュラ:「…!!ポルクスっっ…貴様ぁっ!」
ポルクスに槍を向けるかカストルを庇うか。一瞬の逡巡の後、
極超音速をもってカストルの元へ行く事を選ぶ。
「お前…自分が何をしたか、わかってるんだろうな…」
カストルを抱きかかえながらポルクスを睨み付ける。

GM(ポルクス):「馬鹿か!お前の方が何をしてるのか理解しろよ!」
言ってポルクスは鎖を再びカストルへ向ける。
そして、ポルクスの鎖はカストルが生み出した光の刃、それを叩き折る。
そうカストルが生み出した光の刃は、ポルクスが砕かなければミシュラを貫こうとしていた。

ミシュラ:「……」
カストルの刃。自分を傷つけようと、明確な意思をもって向けられていたのには気付いていた。
嘘だとも思わない。これがかっちゃんの思いなんだろう。
これ程までに、かっちゃんは人間に戻りたいと ずっとずっと願ってきていたのだろう。
その気持ちに気付けなかった自分の愚かしさに、哀しみを覚える。
「だからなんだって言うんだ。『ポルっち』」
そう言ってポルクスとカストルの間に立ち、カストルに向けて言おう。
「いいよかっちゃん。かっちゃんがそうしたいなら、僕は止めない。
かっちゃんは、ずっと人間になりたかったんだものね」
そして目を瞑り、槍を捨てます。

GM(カストル):「……ミシュラ………」
彼女はそんな君を見て、俯き刃を作るが…それだけで何もせずにただ静かな静寂が流れる。
「………ごめん、ミシュラ……私、もう貴方と一緒にいられない…」
やがて、そう一言彼女は君に詫びた。

ミシュラ:言葉は返さない。
ここで自分が殺されても、彼女が幸せになれるならそれでいい
そんな感情に満ちている。唯、目を閉じたまま微笑みを返そう。

GM(カストル):「…貴方と出会えて良かった…でも、もう会わないほうがいいよ…」

「さようなら、ミシュラ……」
 
彼女は涙を流さない。デミウルゴスである限り、人としてのそう現象は起きないから。
だがミシュラはカストルの瞳の向こうに見えないはずの涙を見たような気がした。
 
そうして彼女の姿は、君の目の前から――消えた。

ミシュラ:「…?かっちゃん…?」
目を開ける。 目の前にいた彼女の表情…とても、とても悲しい顔をしていた。
そんな表情が最後に覚えている顔だっていうのか。嫌だ。そんなものは嫌だ。
「かっちゃん…かっちゃん!!」
叫び、あてどもなくカストルを探し駆け出そうとする。

GM(ポルクス):「おいー、いい加減あんな女の子事は忘れろよー。お前って女々しい奴だよなー」
言ってポルクスは君の肩に手を置く。

ミシュラ:「うるさいっ!僕は…僕はかっちゃんを探すんだよう。ぜ、絶対連れ戻してみせる」
涙をぼろぼろ零しながらポルクスの手を振り払う。

GM(ポルクス):「おいおい…お前ってほんと純情だよなー…カストルの奴に妬けるぜ…」

ミシュラ:「ポルっちルートに進んだ覚えなんて無いもん…きっとかっちゃんも、話せば判ってくれる。
僕諦めないからね」 涙を両手でごしごしふき取り言おう

GM(ポルクス):「あっそ。まあいいや、とにかくガーディの所へ合流に向かったほうがいいぜ。
ガーディのところに向かったサダルメリク相手じゃ、ガーディじゃ勝てないからな」

ミシュラ:「…!メリやんが来てるの…!?」
その事実に戦慄を覚える。がっちーが危ない。
「早く、行かないと…」
槍を拾い、よろよろとガーディの居るであろう方向へ向かう。

GM(ポルクス):「おいおい、大丈夫かよ?何なら肩を貸してやってもいいぜー」
君の隣を歩きながらポルクスが聞いてくる。

ルナ:ポルポルがなんか妙にやさしい……。

ミシュラ:「いいよ…自分で歩けるから…」
時折壁に手を付きつつ言う。
「それに、これ以上ポルっちに頼ると本格的にポルっちルートに進んじゃいそうだしね…。
僕はかっちゃんの好感度だけを重点的にあげる事に決めてるんだから…」
ぶつぶつとうわ言のようにつぶやきつつ先を急ごうと頑張ります。

GM(ポルクス):「ルートとか、何訳わかんねぇ事言ってるんだ、お前?」
先を急ぐ君に追いつくように小走りになってポルクスはそう言った。

ミシュラ:「こっちの話。…、…、…。よしっ!心配かけたね!先を急ごう!」
両腕をぶんぶん振り回し、何かを吹っ切ったかのように言って
全速力で走り出す。
 
◆    ◆    ◆

一方、中央回廊にて。
 
“がきぃぃぃん!”

剣が響きあう音のみがその場を支配していた。
 
真紅のコートをなびかせ、無数の光の剣を生み出すエルナト。
その彼と対峙するのは同じく真紅のコートを着る真紅の刀を持つ人物、シリウス。
 
シリウスは無数の剣をその真紅の剣で砕き、エルナトへと迫るが
エルナトも瞬時に剣を生み出してはそれに対抗し、常に一定の距離を保つように戦っていた。
 
「さすが、お互いに長い年月を共に生きているだけあって、これでは千日手だな」
 
「…そのようだな」

シリウスのその発言に同意をするエルナト。
 
「エルナト。お前は何故そこまで人間に憧れる。
人間は不完全な生き物にしか過ぎない。完成された我らが人間に戻ったとしても
必ずそれを後悔する事になるぞ」
 
「…それでも私は知りたい。感じたいんだ。
デミウルゴスとして生まれた私には人間としての感情も記憶も何も無い。
例え後悔する事になっても人間のように感情を持って死にたい」
 
エルナトのその発言にシリウスは静かに構えていた剣を降ろす。
 
「…もしも、神にあって、それでも人間になる手段が無かったらどうする」
 
「その時は…私は私のやり方で人間になる方法を見つける。それだけだ」
 
エルナトのその発言にシリウスは静かに刀を納める。
 
「ならば、会わせてやろう」
 
「…何」
 
「神に、イシュタル様に会わせてやろう。その上でお前がどう行動するか、見せてもらおうか」
 
シリウスのその言葉に驚くエルナトだったが、やがて静かに意を決したように答える。

「いいだろう、会おう。我らが神、イシュタルに」


◆ミドルシーン8終了

ルナ:正直エルナトがスパイだと思ってた、カストルだったか……。

GM:かっちゃんだおー(笑)

ミシュラ:ミシュラ「エルっちはそんな事しないよ!」←カストルはどうした

ルナ:カストルはうん、ノーマークだった。

 
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