| ◆PCオープニング2 ～汚名～
1年、オグドアス№10“銀王”ポルクスにその地位を奪われてミシュラの時は1年が経った。 今ではかつてのオグドアス生活を思い出すような雑用・雑用の日々。 掃除・洗濯・食事の用意、機関内における地味な仕事ばかりさせられていた。 ＧＭ：あと寝床は1LDK。 ルナ：あー分かりやすい一人暮らしのワンルーム ミシュラ：あの頃は思い出すたびに涙をだばだばと流していたものだが… 月日は心の傷を癒してくれたようで、今ではすっかり無印オグドアスとしての生活になじんでいた。 「……、……、…」 なじん…「うわああああ！！！悔しいっ…悔しいよー！！ひぐっ…えぐっ…」じたばた。 ＧＭ：そんな君ではあったがある時、君の元に久しぶりにかつての旧友がやってきた。 「久しぶりだな、ミシュラ」 ミシュラ：「…な、何！？」その声に気付き、振り向こう ＧＭ：そう言って現れたのはかつてのオグドアス№の頃の同僚。 オグドアス№6のアンタレス。  オグドアス№6“蠍の尾”アンタレス 機関に属するオグドアス№にして武闘派のデミウルゴス。今回、このシナリオでの出番はここだけだが。 と～かさんGMのエスペランサーセイバーリプレイ「そらのうた」ではPC達の前に立ちはだかる 強敵として登場し、華々しい激戦を繰り広げ、壮絶な散り様を見せ付ける。 GM（アンタレス）：（笑いに来てやったぜ） ミシュラ：「あーくん！久しぶり！！」 満面の笑みを浮かべて尻尾を振り回しつつアンタレスの元にかけて行く。 「元気してた？まぁ狭いとこだけど入ってよ」 そんなアンタレスの心の声など読めないミシュラは全力でなつきまくりであった。 GM（アンタレス）：「誰があーくんだ」 冷静に一言言って君の首根っこにある服を肩から出ている蠍の尾で捕まえて宙ぶらりんにする。 ミシュラ：「ぎゅう。そ、それは禁止だよー」 もがき、逃れようとするも暴れれば暴れるほどその尾は服に食い込んでいく。この技が彼が オグドアスナンバーに居られる秘訣なのだと吹聴した時期もあった事を思い出し感傷に浸る。 ＧＭ（アンタレス）：「我がここに来たのは、お前に対してプロパテール№様達よりの言伝を伝えに来た」 あくまでも任務のために来たという感じでアンタレスはそう言う。 ミシュラ：プロパテール№ その言葉を聞き、表情を真面目なものに変える。 「ん… 内容は？」吊り下げられたまま、彼の目を見て言おう。 ＧＭ（アンタレス）：「ああ、それはな――」 「“反逆者”ミシュラを監禁せよという内容だ」 “絶対牢獄(ダーク・レーン)” それは星王殿の奥深く、誰も入ることが叶わぬ場所に存在する牢獄。 そこは魂すらも封印される絶対牢獄、その場所にミシュラは、いた。 ミシュラ：「だしてー！何かの間違いだよ！」 鉄格子を掴み、咽が枯れるまで叫び続けるも虚しくその声はこだまするのみ。 ルナ：鉄格子…… ＧＭ：牢屋って言えばそれがまず最初に浮かぶよね（笑） そんな叫ぶ君の牢に前方の通路から現れる人物が見える。 それはこの場に似つかわしくない純白のコートに身を包んだ人物。 プロパテール№1のベテルギウス。 「あらあら、酷い格好ね。ミシュラたん」 ルナ：たん で噴きそうになった ＧＭ：この人はなに言わせてもOKな気がしてきた（笑） ミシュラ：「べっさん…いつぞや以来だね」 ぺこりとお辞儀を返し、だしてよぅ等と呟きつつじっとみつめますｗ ＧＭ（ベテルギウス）：「確かにいつぞや振りね～。出してって？だめよ♪ だって貴方は私達機関に反逆した人物だから～」 ミシュラ：「けち…」 期待をまったくしていなかったといえば嘘になるが、そこまでべっさんに求めるのは酷だろう。 しかし、機関に反逆したというのは… 「それは誤解だよっ！僕が反逆なんて…せっせと食事つくったりお掃除してただけなのに！」 ＧＭ（ベテルギウス）：「それにまんまとしてやられたって事ね。アタシ達は。 これを見れば貴方のその饒舌も止まるかしら」 言ってベテルギウスはぴっと目の前に映像を出す。 その映像はこの星王殿の最深部に位置する場所だろうか。 少なくともミシュラには見覚えの無い場所だった。 その映像で見える場所に一つの扉があり、そこから出てくるのはミシュラ。君の姿だった。 そして君の手にはある一つの宝玉のような物が握られていた。 「監視映像が取った証拠よ。貴方が私達、機関の重要物を盗んだところのね」 ミシュラ：「え… ぼ、僕こんなの知らない…」 冷や汗が流れ落ちるのが判る。この映像に映る人物は自分のようにも見えるが、 自分自身こんな場所に行った事はないと確信している。 しかし、これを見た皆は確実に僕が反逆したと考える事だろう。それは判る。判るが… 「し、信じてべっさん…ベテルギウス様っ…僕やってない。嘘つかない」 焦りのあまりカタコトになっていっていると実感する。 ＧＭ（ベテルギウス）：「まあ、こういう証拠が出てきた以上 例え貴方が無実だとしてもそれを信じるのは難しいのよ」 ミシュラ：そう言われては返す言葉も無い。 無実を自らの手で証明したいところだが、こんな牢に閉じ込められていてはそれも難しいだろう GM：そう言ったベテルギウスの後ろから彼の言葉を続けるように 聞き覚えのあるボーイソプラノの声が聞こえる。 「そう言う事だよ。諦めてそこで余生を過ごしなよ」 言って現れるのは、忘れもしない君から称号を奪い取った人物・ポルクス。 ミシュラ：「よ、余生…？」幸せだった日々の事が走馬灯のように思い出される。 オグドアスでの日々。同僚たちとの思い出。 そして最近の、地味な仕事だとばかり考えていた雑用の日々… 嗚呼、出来うるならば雑用でもいい。まっとうな人生を送りたかった。 ポルクスに何か言い返したいが、残りの人生をここで送ることになるかも知れないと考えると 言葉を紡ぐ事は出来ない。 ＧＭ（ポルクス）：「全く、“僕が”この映像に気づかなかったら大変な事になるところだったよ～。 まあ、残念だったね、ミシュラ♪」 そう言って笑うポルクス。だがその笑みに込められた悪意を否応なくミシュラは感じる。 ミシュラ：「ぼ、僕やってないもん！そんな映像信じちゃっておかしいや！ きっと激似のそっくりさんかＰのつく系の子供のヘタクソな捏造映像か何かだね！」 つい挑発にのってしまいそう返す。 ＧＭ（ポルクス）：「はぁ？君、何ほざいちゃってんの？もう暗さとじめじめで頭までおかしくなったの～。 やれやれ狂言発言で無罪を勝ち取ろう何て…これはもう傲慢だね～。 行きましょう～、ベテルギウス様～。早く奪われた物を取り戻さなきゃいけないですから～」 ミシュラ：「べっさん…ポル公が哀れな弱者をいじめる…やってないのに…やって、ない…のに…」 口をへの字に曲げて涙目だ。 ＧＭ（ベテルギウス）：「まあ、こうなった以上は仕方無いわよ。ミシュラ。 こちらとしては他に打つ手が無いからね～。諦めて立派な最後を祈っているわ」 ミシュラ：「最後！？最後ってポが名前の最初にある系の子供のたわごとじゃなかったの！？」 ベテルギウスもその言葉を口にしたという事実に愕然とする。 「そんな…あんまりだ…あんまりだぁ…」 床につっぷしてただ震えることしか出来ない。 ＧＭ：ベテルギウスはそんな君を僅かに哀れみの感情で見るが、すぐにマントを翻しその場を立ち去る。 そして残ったポルクスもまた「ま、そう言う事だよ。 もしもまた生きて会えたら今度はお前の戯言最後まで聞いてやるから、さ。 まあ、そんな日はもう来そうにないけどね～」 はははと笑いながらポルクスもまたベテルギウスが消えた方へと向かった。 ミシュラ：「く…う…ああああ！！呪ってやる！！どこぞの犬畜生のイデアを引き継いだ人に おしっこかけられて臭いとれなくなってしまえ！！」思いつく限りの最大の呪いの言葉を吐きながら 僕には絶望的な状況をかみ締める事しかできなかった。 こうして言われなき罪により投獄されたミシュラ。 だが、ここから彼の物語が始まる事をまだ当事者は知らずにいた――。 ◆ミドルシーン1 ～ガドフリート～ ミシアン領地―― その広大な領地の一角、森に覆われた場所にルナとシリウスはいた。 彼らの目的とするプロパテール№5・ガドフリートがいると思われる場所を 先日の飛空艇の目的地より割り出したのがここであった。 ルナ：森の中……なのか。 ＧＭ（シリウス）：「恐らくどこかにアジトか、それに類するものがあるはずだ。それを見つけ出すぞ」 とシリウスは君から離れ辺りを散策していたが、不意に彼の持っていた通信機器が振動を鳴らす。 「…星王殿…プロパテール№達からか」 そう呟いたシリウスは持っていた通信機器を手に取り、受信を行なう。 「………なに」 受信したメッセージか命令を受けたシリウスは普段なら見せない動揺の表情を浮べ 一言だけそう呟く。 ルナ：シリウスから離れている私は周囲の警戒を行いましょう ＧＭ（シリウス）：「…分かった。こちらの方はオレが処分しておく」 そう呟いたシリウスは通信を切り、ルナの方へ向かう。 「ルナ。お前は東の方を散策しろ。オレは西の方へ向かう」 ルナ：快諾しましょうか。 「分かりましたわ」 東に向かおう。 ＧＭ（シリウス）：「…ああ」 君が向かったのを確認したシリウスもまた君と反対の西方面へと向かう。 東を散策する君。森の景色のみが続くこの場所の奥深くへと入り込み そして、開けた場所に出た瞬間、君は目的地と思われるものを発見する。 それは森の奥深くにあって荘厳な創りを為した一つの館。 ルナ：空から館っぽいのは見えてなかったの？ ＧＭ：森で囲まれまくってて見えないし、特殊な結界で直に見なきゃ分からないよー。 ミシュラ：なるほど正しく隠れ家だ（笑） ＧＭ：そこまで相手も無防備じゃないし（笑） ルナ：一人で突っ込むのは愚作。西側を探すシリウスさんと合流しますか ＧＭ：では西側を散策していたシリウスと合流したということで。 「どうした？目的地が見つかったのか」 ルナ：「妙に豪奢な館がありました。おそらく、目的地かと」 ＧＭ（シリウス）：「なるほど。西には何もなかった。であれば、そこが当たりだな」 言ってシリウスは君に頷き、その場所への案内を諭す。 ルナ：シリウスを連れてさっきの館まで行こう ＧＭ：では先程の館の前まで。その館を見てシリウスは一言を言う。 「…中に誰かいるのは間違いないな」 ルナ：「分かるんですね。人数まで分かりますか？」 ＧＭ（シリウス）：「知った感覚が流れ込んでいる。 人数は一人、恐らくは――目的の奴、一人だけだろう」 ルナ：「ガドフリート様……ですね」 ＧＭ（シリウス）：「だろうな。奴の目的が何かは分からないし 攻撃する気配も無いのは疑問だが、ここはこのまま、館へ入るしか無いだろうな」 ルナ：日傘を閉じてベルトに留めましょうか。流石に差したままでは危ないし。 ＧＭ：では君とシリウスは共に館の中へ入る。 荘厳な扉を開いた先にあるのは外観以上に創りが凝った大広間。 そしてその大広間の正面にあるのは赤い絨毯が引かれた長い階段。 その階段の遥か先に見えるのは開かれたままの一つの扉。 ルナ：目を細めて周囲を眺めよう ＧＭ：周囲にもいくつもの扉や窓が見えるが 人の気配は感じられず、むしろ階段の先にある空いた扉の方に 圧倒的な存在感をかもしだす何かを感じる。 ルナ：「ガドフリート様が戦う気なら、私はもう死んでますね」 ＧＭ（シリウス）：「だろうな。だが、攻撃の気配は一切感じられない…。一体何が目的なのか」 言ってシリウスは静かに階段を歩き始める。 ルナ：「私たちを仲間に引き込みたい……のかも」 とシリウスに聞こえない声で呟こう ＧＭ：では階段を歩いた先、開いた扉の向こうへ入るとそこは ベランダと部屋がそのまま直結した外の風景が一望できる壮観な部屋。 風がカーテンに揺れ、そのカーテンの向こうに見える人影が一つ。 ルナ：「……ふぁ」 ため息を一つ。見事すぎる景観に、感動を ＧＭ（???）：「よぉ、なかなかいい景色だろう」 ルナ：「えぇ。とても」 ＧＭ：目の前に広がる緑と蒼に染まる景色を見ていたその人物は そう言ってカーテンの向こうから君達の方へと歩いてくる。 ルナ：「とてもいい美的感覚ですね。貴方がデザインを？」 ＧＭ（???）：「まあな。折角こういういい場所に館を構えられたんだ。 景色くらいは楽しみたいからな」 それは純白のコートを身に纏った人物。 しかし、その人物はルナが今まで見てきた機関のメンバーとはどこかが違うように思えた。 そう、まるでそれは人間そのもののような温かさを持っている。 ルナ：「素敵。貴方は、いい男ですわ」 ＧＭ（ガーディ）：「そうか？ありがとうよ。お嬢さん。 名乗らなくてもすでに分かってるかもしれないけど オレがプロパテール№5のガドフリート＝アイオニアス。長いからガーディでいいぜ」  ルナ：「私はNo.1のルナ。ただのルナ、ですわ。ガーディ様」 ＧＭ（ガーディ）：「へぇ～、アンタが。聞いてるよ№0アケルナルのルナだろ。 一度会ってみたいと思ってたよ。しかし…」 言ってガーディはもう一度確認するように君を見る。 ルナ：「私の顔が何か？」 ＧＭ（ガーディ）：「予想よりもずっと可愛いな。惚れそうだよ」 ルナ：「あら、口が上手いんですね……でも残念。私は安くありませんよ？」 ＧＭ（ガーディ）：「はは、そうかい、そいつは残念。 いや、オレとしては口説き落す楽しみが出来てむしろいいかもな」 言いつつガーディは用意していた紅茶の入ったカップをルナへと渡す。 ルナ：「まぁ楽しみですわ♪」 ころころと楽しそうに微笑もうか ＧＭ（ガーディ）：「お近づきの証にどうぞ、自慢の一品だよ」 ルナ：受け取りましょう。 「ティータイムのついでに聞くのは無粋でしょうけど…そろそろシリウス様も焦れてくる頃でしょう。 お聞かせ願いません？」 紅茶を一口。あら美味しい、と呟いて 「なにかとんでもない物を盗まれたとか。詳細は分かりませんが、理由をお聞かせ願いたいわ」 ＧＭ（ガーディ）：「ああ、あったなぁ。『反魂(エイドス)』だろう。 一週間前くらいにライアン達がここへ運んでくれるはずだったけど それは君とそっちのシリウス君に奪還されたから。彼らには申し訳なかった…。 別に君達を責めたりはしないさ。それが任務だったわけだしな」 そう言うガーディの表情は本心から部下の死を悼んでいた。 ルナ：「機関の総意……いえ、貴方以外のプロパテールno.の考えとは違う思想から来る行動です。 それはそのまま機関への謀反と捉えられます。 私としては、彼らではなく貴方が直接運んだほうが犠牲はなかったと思います」 ＧＭ（ガーディ）：「そうしたかったのは山々だけど、あの時はオレも身動きが取れなかったんだよ。 なんとか自由になった頃には遅かったって話だ。まぁ、この会話はもうよそう。 先にオレの用件を言っていいかな？ルナ」 ルナ：「構いませんわ。どの道、貴方が本気になれば私など容易いものでしょう」 ＧＭ（ガーディ）：「ありがとう。実はオレ達には君が必要だ。 単刀直入に言えば仲間になって欲しいってやつだね」 ルナ：「そう。では貴方が私を引き入れる場合、私にどんなメリットが存在するのです？」 ガーディの目を見つめよう。 「私が、アナルケル様の下を離れるに足る、その理由とメリットを」 ＧＭ（ガーディ）：「そうだね。とりあえず君を利用している連中から解放して 君に人間としての幸せを取り戻してあげられるかな。如何にも陳腐な言い様だけど 他に言い方が思いつかないな」 ルナ：「……ふふっ」笑ってやろう。 「あはははははっ！ 何を勘違いなさっているのです？」 「利用されていることなど承知しています。その上で私はアナルケル様に従っている。 何故か分かりますか？」 ＧＭ（ガーディ）：「さあな、是非聞いてみたいよ」 ルナ：「私は、人間でいるのが嫌なのですよ」 ＧＭ（ガーディ）：「そうなのか？理由を聞いてもいいかい」 ルナ：「憎悪、嫉妬、欲望、怠惰……人の感情は、醜い。時に滅びや争いの原因になります。 私は、特にそれらの感情が強いのですよ」 さめた紅茶を飲む。 「美しいと思う心、人をいとおしく想う心……それらは素晴らしいし、私にもそういった感情はあります。 ですが……私はこれ以上醜いものが私の中にあるのが耐えられないのですよ。 …だから、イデアを壊され感情を失ったデミウルゴスというものが、酷く羨ましい。 …羨ましいと想う私がまた、忌々しい。貴方は、私をこの感情から救ってくれますか？」 ＧＭ（ガーディ）：「――そうか」 君の言葉を聞き終えたガーディはただ静かに君を見つめて言った。 ルナ：冷め切った紅茶を飲み干そう。 ＧＭ（ガーディ）：「君のその感情は人として当然だよ。“完全”、デミウルゴスに憧れる事。 デミウルゴスには人としての原罪は一切無い穢れなき神の人。 それに人が憧れ、それになりたと思うのも当たり前だ。 だけど――完全に到達してしまうと…そこには何も無くなってしまう。 完全になると、今度は逆に不完全を望むようになるんだ」 ルナ：「それが、完全になった貴方の心内ですか？」 ＧＭ（ガーディ）：「そうだね。全く逆説的だけど…デミウルゴスの中にはいるんだよ。 君達人間に憧れ、人間に成りたいと思う者達もね。…もう少し、この会話を続けていたいけど どうやら計画が次の段階に言ったようだ」 言ってガーディは飲み終わった紅茶をテーブルに置く。 ルナ：「あら、残念」 同じくテーブルに置こう ＧＭ（ガーディ）：「一つ聞いておきたい。 君は機関とアケルナル。どちらか、といわれればどちらを取る？」 ルナ：「心が醜い私ですけど、アケルナル様への忠義もあるんですよ？」 ガーディに背を向けよう。 「私からこの醜くない感情を、裏切らせないでください。 …もし、貴方が私を救ってくれるのなら、私に貴方を――いえ、やめておきましょう。 私が貴方を好きなるのは奇跡。奇跡というのは起きないから奇跡なんですもの」 ではシリウスの隣に立とうか。 ＧＭ（ガーディ）：「そうか。それを聞いて安心したよ。 君もまたオレの憧れる人の一人だよ。 ルナ、今、オレの手元に入った情報、機関本部『星王殿』にて起きた事を伝えよう」 ルナ：「……？」 ＧＭ（ガーディ）：「状況は、君が思っているよりも大きく動き始めているんだよ」 |
