第四章「真紅の青年」
GM:続きまして、クフィルさんのOPシーンの続きをしてもよろしいでしょうか〜?(笑)

クフィル:あいむおーけー!

GM:了解です〜!では今回は一周してまた次回へ続けますね〜!

◆PC1オープニング2 〜真紅の青年〜
GM(レイル):「それじゃあ、王城へ戻ろうか」

クフィル:「…そうだな。お前が遅刻すると宰相殿が五月蝿いんだ」
意地悪そうに笑う。

GM:君とレイルが丘より王城へと戻ろうとしたその時、不意に風が君達のいる丘を凪いだ。

クフィル:「…ッ」
咄嗟に目を瞑り風をやり過ごす。

GM:やがて風が止み、君が目を開くと…そこにはいつからいたのか
真紅の髪を持った不思議な雰囲気を纏った青年がいた。
「…おや」
一言を発し青年は後ろを振り返り、君達の方を見る。

クフィル:「……」
その青年の容貌に思わず目を惹かれる。その髪は血よりも深く、火よりも鮮やかな赫。

GM(真紅の髪の男):「…こんにちわ」
青年は君達を見て、そう一言挨拶をする。

クフィル:「…あ、あぁ。…どうも」
上手く言葉を発する事が出来ない。

GM(レイル):「…こ、こんにちわ」
君の隣では珍しくレイルも緊張している。

GM(真紅の髪の男):「…お二人は良い魂、イデアを持っていますね」
その人物はまるで“懐かしい友”を見るように、君達へ声をかけた。

クフィル:「…そいつぁ…どうも」
――何だろう。眼前の男の瞳の光。まるで懐かしい友を見るかのような…。

GM(真紅の髪の男):「いえ、いきなり失礼しました。
…よろしければお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」

クフィル:「…クフィル。クフィル=フォン=アレキサンドロスだ。」

GM(レイル):「レイル=ディラスです」

GM(真紅の髪の男):「ああ、なるほど。貴方がヴァーレンハイト王国の…」
納得したように頷いた真紅の髪の男は傍らにいるレイルにも視線を移し、再び得心がいったかのように微笑む。

クフィル:アシュレイは王を襲名して初めて名乗る名前なの!

ライラ:成程了解で在ります!

GM(真紅の髪の男):「クフィルさん。偶然とは言え貴方に会えて光栄です。
どうぞ、これからもこの国のために頑張ってください」
そう言って男はすっと君へ手を差し出す。

クフィル:「…あぁ、まぁ…今の俺じゃまだまだだけどな」
その手を握る。

そう言って君が男の手を取った瞬間。

『どくんっ』

君の中に不思議な電流が流れる感じと同時に鼓動が脈打つ音が聞こえた。
鼓動が、心臓が、跳ねた。。
血が、体が、…否。もっと深い根源的な何かが…。
――魂(イデア)が震えた。

GM:まるで君の中に欠けた何かが入り込むようなそんな感覚。
気づくと君は少し、汗を流しフラついていた。
「!フィル、大丈夫かい?何かあったのかい?」
心配そうにレイルも君の傍に来てそう聞いてくる。

クフィル:「…大丈夫だ、仔細無い。」
誰かの前でフラつく姿など見せられない。すぐにいつもの調子へと、呼吸によって体を整える。

GM:少し心配したレイルだが、君のその言葉を聞き安心したように一歩下がる。
そして、それを見ていた真紅の髪の青年は君へ再び声を掛ける。
「…いきなり失礼をしました。クフィルさん。私の名はファルナスと言います。
またご縁があったら、お会いしましょう」

クフィル:「――ファルナス…」男の名を呟く。
「なぁ…アンタ」

GM(ファルナス):「はい、何でしょうか」
歩き出そうとしたファルナスと名乗った男は君の声に反応し、ゆっくり振り返って答える。

クフィル:「俺、アンタと何処かで会った事無いか?」
不思議な感覚。何故だろう…。不意に…そう、思った。
「…悪い、忘れてくれ」

GM(ファルナス):「…そうですか」
しかし、彼は君の言葉を受け、何かを考えるように頷き。やがて止めていた歩をゆっくり進める。そして――
「…恐らくは、全ての人間の根幹・イデアに私という存在の記憶が染み付いている…そのせいですよ」
そう聞き取れるかどうかの小さな呟きを残し、真紅の髪の男は去っていった。

ライラ:なんだかものすごい大風呂敷がきましたよ!

GM(レイル):「…不思議な雰囲気の人だったね」
レイルには彼が言った最後の言葉は聞こえなかったのはそうファルナスと名乗った男への感想を呟く。

クフィル:「…全ての人間の、根幹…?」
それじゃあまるで…。そこまで考え、友の声で意識が引き戻される。
「…そう、だな」
青年との会話中握り締めていた拳を開くと、ジンワリと汗をかいていた。

GM(レイル):「何にしても今は城へ戻ろう」

クフィル:「だな」
歩き出す足並みはしっかりとしつつも、どこか重い。

GM:そうして君達は不思議な雰囲気の青年・ファルナスとの邂逅を終え、城への帰途へとつく――。

だが、この出会いこそがこれからクフィルが歩むべき大いなる星の伝承記への開幕であった事を
いまはまだ、クフィル達は知らずにいた――。

◆   ◆   ◆

GM:城下町を抜け、城まであと一歩という所まで来た時だった。
君とレイルはある声、いや叫び声を聞いた。それは助けを求める少女の声。
「だ、誰か!た、助けて――ッ!!」
そんな声が路地の奥から唐突に聞こえた。

クフィル:「…行くぞ、レイッ!」
言うが早いかそちらへ駆け出す。

GM(レイル):「ああ!分かっているよ!式典は後回しだ!」
レイルもまた君に呼応するように即座に剣を抜き走る。

クフィル:声の方向へと、最短距離を!塀に飛び移り、屋根伝いに駆け抜けるッ!!

GM:そして駆け抜けた先で見る。
そこでは一人の少女が数人の黒フードを被った騎士達に取り囲まれている姿があった。
そしてリーダー格らしい男がその少女へと手を伸ばそうとしていた。
「…さあ、鬼ごっこは終わりです。我々と共に来てもら――」

クフィル:「…面白そうな事、やってんなぁ!!」
黒い外套の裾を翻し、少女と騎士との間に降り立ち―――
「――俺も混ぜてくれよ」
リーダー格と見た騎士の喉元へと剣を突きつける。

GM:少女は君が自分の前にいきなり現れた事に驚きの声を上げるが
目の前のリーダー格の騎士は一瞬、興味深そうな声を出す冷静に君へ対応する。
「…ほぉ、いきなり随分と面白い事を言うな。だがな小僧、お前が混ざる余地は無い。
多少は剣の腕が立つようだが…それでオレとやりあうのは命を落すことになるぞ」
そう言った男の剣はいつそこにあったのか、すでに君の心臓を貫く位置に構えてあった。

クフィル:「…へぇ」
不適に微笑む。いつもの機知に富んだ瞳は、猛禽の如き鋭さへ。

GM(レイル):「フィル!こっちの騎士達は僕が抑える!君はそいつの相手と少女を頼む!」:
向こうからは剣戟を交え君へそう言っているレイルの姿があった。

クフィル:「…レイ、気ぃ抜くなよ」
友への忠告、それは自分へも向けた言葉。
「(コイツ等ぁ…強い、な。)」

ライラ:このシチュエーションはすごく乱入したいけどまだ起動していないのですよね。

GM:うん(笑)
そしてクフィルはそこで気づく、君が対峙している目の前の男…
そいつの胸には“帝国”の紋章が刻まれていた。

クフィル:「…二秒で終わらせて式へ急ぐぞ。お前の晴れ舞台なんだから…なッ!!」

GM(レイル):「ああ!了解だよ!」
そういってレイルは更なる剣舞を敵へと放つ。

クフィル:瞬時に後方に跳躍しつつ剣先から光弾を飛ばし牽制。
少女を片手で抱きかかえ後方へと退避。

GM:では君が放った光弾を男は左手に握った剣で弾く。:
男は両手に握った剣を構え、君へ宣告する。
「まあ、敵として戦うならば仕方が無い。騎士の礼儀だ、名を名乗っておこう。
オレの名はガゼル=フォン=サレノス。帝国最強の騎士『七将王』の一人だ」
言ってガゼルと名乗った男は両手にそれぞれナタ状の大振りの剣を構える。
「あの世まで覚えておくがいい、小僧」

クフィル:「騎士の礼儀、か。…いいねぇ、気に入った。
…俺はクフィル。クフィル=フォン=アレキサンドロス」

ガゼル:「ほぉ、この国の王子だったか。それは御見それしたな」

クフィル:「帝国の『七将王』だか知らねぇがな…俺の庭で勝手すんじゃねぇよッ!!」

ガゼル:「フッ、大口を叩くが果たしてその口に見合った腕かどうか、試させてもらおうか!」
言ってガゼルは両の手に持ったナタ状の剣を手に君へと距離を詰める!

クフィル:「…ハッ!癖になるんじゃねぇぞ!!」

GM:特殊戦闘になります!

クフィル:おぉう?!

GM:ガゼルからの専制攻撃を仕掛け、それが終った後にクフィルの行動になります!
それが終った後に次のイベントが発生しますので、よろしくお願いします!(笑)

クフィル:了解です!

ガゼル:「さて、こんな平和ボケした首都にいる王子様の剣がどんなものか…見せてもらおうか!」
右手の剣を振る!命中47!

クフィル:10、5でFP1点貰い!振り足して8。合計で47!!
同値で回避だ!!

GM(ガゼル):「ほぅ…やるな、だが二撃目は避けられるかな!」
命中52!

クフィル:ぬぁ?!5、7でFP貰ったけど回避は失敗!

GM:攻撃は45点!左腕に握った剣が振り下ろされる!

クフィル:「…チィッ!」
左手に少女を抱えた状態では避けきれないッ!

GM(女の子):「き、きゃあ!あ、危ないよ!」
少女は君の腕の中で叫ぶ。

クフィル:10、1で振り足し8合計で46。弾いた!

GM(ガゼル):「――何ッ、弾いた?!」

クフィル:「…オラァッ!!」
避けれないなら受けるまで!
敢えて踏み込み、左手の篭手で剣戟を受けるッ!!

ライラ:主人公補正がものすごいです…(笑)

GM:それにはさすがに少し驚き、ガゼルは瞬時に距離を取る。

クフィル:「…強ーなぁ…アンタ」
一瞬の攻防で理解した。眼前の男の実力を。成程…『七将王』とやらの名に相応しい。

GM(ガゼル):「お前こそ、さっきは小僧と言って悪かったな。
クフィルと言ったか、見事な使い手だな、褒めておくぞ」

クフィル:「…へへっ、アンタみたいに強い奴に褒められるとは嬉しいねぇ」
その言葉は心から出た物だろう。事実フィルの表情は子供のように無邪気な笑み。

GM(ガゼル):「つまらない任務かと思っていたが、まさかお前のような男と出会えるとは
オレも幸運かもな。さあ、次はお前の番だ。お前の剣を見せてみろ」

クフィル:「…惚れんなよ?」
不適に笑い少女を傍らへと降ろす。「ちょいと離れてな。…あっぶねぇからよ」

GM(少女):「…あ、ありがとう」
降ろされ礼を言い、君のその言葉に従うように少し離れる少女。

クフィル:構えは、無い。唯、意識のみを切り替える。
「強者、『ガゼル=フォン=サレノス』に最大の敬意と賞賛を。
クフィル=フォン=アレキサンドロス、征くぜ」
クフィルVSガゼル
クフィル:マイナーで相手を讃え(笑)。メジャーで通常攻撃!
お、10、9で振り足しが8。50ジャスト!!

GM:ガゼルは回避行動をしない。
それは即ち、君の一撃を受けるという言葉を体現しているためだ。
「さあ、どの程度やれるか、見せろ」
攻撃どうぞ!

クフィル:舐めている、等と言う事は有り得まい。
避けないという事は受けきる自信があるのだろう。ならば…全力を持って貫くのみッ!!
ダメージに〈ソードダンス〉と〈魔力剣〉を使用。
きた!10、10、9!!

アスタロト:おおっ!

クフィル:10、9!の更に振り足しで6!合計92発だ!!

GM:『ずばああああぁぁぁん!!』
君が放った一閃はガゼルの利き腕の一つ右腕を切り裂く。そしてその手に持った剣を飛ばす!
からんっ、と少し離れた場所に剣は落ちる。

クフィル:「…六式“紫電”」

ライラ:利き腕の一つって何ぞ…?!

GM:両利きなの、この人(笑)

ライラ:なるほど。把握。

GM(ガゼル):「………フッ」

クフィル:「…『見えた』かい?」
超高速の接近からの眼にも止まらぬ突き。普通の相手であれば、何をされたかすら理解できない技だ。

GM(ガゼル):「ははっ!大したものだ!クフィル!クフィルか!いいな、お前の名前、記憶したぜ!
全く、これなら最初からこっちも全力を出すべきだったな。お前のような騎士に手加減は無粋だったな」

クフィル:「いやぁ〜…もうちょっと油断してくれてもよかったんだぜ?
――そしたら今の一撃で終わってた」 大胆不敵に、ニヤリと笑う。

GM(ガゼル):「そうはいかないな。オレに取っては始めて対等にやれるかもしれない相手なんだ。
ここから先は――全力で行かせてもらうぞ」
そう言った瞬間、目の前のガゼルから放たれる覇気が雰囲気を変える。
それはまさに先程とはまるで別人の覇気。

クフィル:「ははッ…!凄ぇなぁアンタ。気に入った」
相手の覇気に気圧される事も無く悠然と。
「もし俺が勝ったら、アンタが欲しいな」

GM(ガゼル):「面白いことを言うな。だが安心しろ、クフィル。そんな事は万に一つも無い」

クフィル:「…そいつぁやってみなくちゃ解らない、っと」

GM:しかしその瞬間、ガゼルとクフィル、両者の行動に待ったをかける声が上がった。
それはレイルと戦っていたガゼルの部下達の声。
「ガゼル様!ここはお引きを!ここでこれ以上の戦闘は任務の違反になります!」

GM(ガゼル):「……フンッ、確かにな」
部下のその言葉に肯定を表し、放っていた覇気を抑えたガゼルは剣を収め、
瞬時に跳躍し、背後にある家の屋根へと飛び移る。

クフィル:「…待ちな」
剣をガゼルへ向け瞑目し。
「強者、『ガゼル=フォン=サレノス』に星と剣の加護のあらん事を。
そして我等が星が再びあいまみえん事を願う」

GM(ガゼル):「…ほう、敵に敬意を払うとはな。ではありがたく受け取っておこう」
言ってガゼルは笑みを浮かべたまま、その鋭い瞳でクフィルを射抜く。
「クフィル。次に会った時はお前の首はオレが頂く。それまでその命を大事にしておけよ」
言ってガゼルは再び跳躍をし、その場より消える。

クフィル:「俺の命は生憎俺だけのモンじゃねぇんでな。安くねぇぞ?」

GM:レイルと戦っていた騎士達もまた、形勢不利と見たか、すでに退却を始めていた。

クフィル:「レイッ!無事か!?」
騎士の集団を相手にしていた友へと声をかける。が、心配は無用だったか。

GM(レイル):「なに、無事だよ。それよりも君の方が心配だったよ」
レイルは剣を片手に笑顔を向ける。

クフィル:「…確かにな、左腕が無くなんなかったのは一重に運だったぜ。」
冗談でも何でも無く事実であるが、その顔は不思議と笑っている。

GM:「はは、それは一大事だったね」
笑いあう君と友。
そして残った少女はそんな君達へとゆっくり近づいて行き、明るい声を出しクフィルの肩を叩く。
「ありがとう!助かったよ、君、すっごく強いんだね〜!」

クフィル:「ん?おぉ…怪我ねぇか?」

GM(ユニ):「うん。君のおかげで無事だよ。
あ、そうだ。まずは名前言わないとね!私はユニ!助けてくれてありがとう。素敵な騎士さん!」
ユニ
クフィル:「レイ、素敵な騎士だってよ」
レイの方に向いて笑う。

GM(レイル):「…まだ僕は騎士じゃないけどね」
やはり女性が苦手なのか少し下がって苦笑交じりに。

GM(ユニ):「…あれ?もしかして二人は騎士じゃなかったの?」

クフィル:「コイツは今日騎士になるんだよ」

GM(ユニ):「ふ〜ん、そうなんだ。ねぇ、良かったら二人の名前、教えてもらえないかな?」

クフィル:「俺はフィル。こっちがレイル」
レイを指差し…ここで大事な事を思い出す。「あー…レイ、式典」

GM(レイル):「あ、そうか。いけない!もう行かないと」
君の言葉を聞いて少し慌てるレイル。

クフィル:「やべーな。このままだと遅刻確定だ」
ポリポリと頭をかく。

GM:君達が慌ててる姿をキョトンと見るユニ。彼女はどうやら式典の事を知らないようだ。

クフィル:「よっ…と」
じゃあそんな少女をお姫様抱っこで抱え上げようか。
「ちょっと用事があってな、急いでるんだ。レイ、急ごうぜ!」

GM(ユニ):「う、うわっ、びっくり…!いきなりなに?」さすがにそれには少し動揺するユニ。
一方のレイルは「ち、ちょっとフィル。その娘を抱き上げてどうするつもりだよ…?」
と疑問の声を出している。

クフィル:「馬鹿、アイツ等の紋章見ただろ?」

GM(レイル):「帝国の紋章かい?」

クフィル:「おう、もし放って置いたらまた狙われるかもしれねぇだろ?
それに事情も聞いてみなくちゃどうしようもねぇ」

GM(レイル):「城内なら安全だって?
全くそれならせめてその娘に許可を取ってからにしておいた方がいいだろうに…」

クフィル:「取り合えず今は全力疾走だぜ!!」

GM(レイル):「了解。まあ、まずは式典だね」

クフィル:「つーわけだユニ、ちょっくら付き合ってもらうぜ」

GM(ユニ):「うん!いいよ、どうせ行くところもなくて困ってたから。
君には助けてもらったし少しくらい付き合って上げるよ、フィル♪」:
そう笑顔を浮かべユニは君に言う。

――ユニ。
帝国騎士に襲われていた謎の少女。
彼女との邂逅が後にクフィルの運命を大きく変えることにこの時点ではまだ誰も知らなかった。

 
戻る