◆ミドルシーン2 〜過去と未来と現在と〜
GM(ミュラー):「!フィル様!フィル様!」 帝城に入ってすぐ、真っ先に君に駆け寄ってきたのはミュラー。 それはさながら忠犬のように君の前まで走り、傅く。 クフィル:(犬かわいい GM(ミュラー):「ご無事で…ご無事でなによりです…!」 ライラ:(ぼくらの愛玩動物ktkr クフィル:「ミュラー!お前も無事だったのか!!」 こちらからも駆け寄る。 GM:そして、ミュラーに続くように帝城にいたカール、そしてフィーが続く。 アスタロト:「…!みんな、無事で…!」 特にフィーの顔を見て、目じりに涙を浮かべるほど驚きます。 GM(カール):「無事で何よりだ四人と――」 「ああもうここなんなのよー!あっつし!むしあっついし!とにかくあついし! それにこの変な地面なに!ってあー!アスタロトー!アンタ、無事だったのねー!」 と毎度のことながらフィーが怒鳴ってる。 アスタロト:緊張がとけたのと喜びのあまりフィーに走りよってぎゅっと抱きつくよ! クフィル:(ヒューッ! ライラ:(hshs GM(フィー):「う、うひゃあ!あ、あ、あ、アンタ!い、いきなりなにすんのよー?!」 超動揺(笑) アスタロト:「…はっ!わたしったら…いえ、だって…あなたに会えて嬉しかったから…」 我に返って焦るアスト。 クフィル:殿下は生暖かい視線を送った。 ライラ:ライラは微笑しながらじっとみている! GM(フィー):「な、なによ、べ、別にアタシはアンタと会えたからって嬉しいなんて なんとも…。ま、まぁ、けど、アンタが無事でほっとはしたわよ…」 と、そんな微笑ましい再会をしつつ、もう一人、帝城の中にいた君たちの仲間が合流を果たす。 「殿下…無事だったんだね」 それは腹部を包帯でおおい、少しよろめきながらも駆け寄ってくるナナリア。 クフィル:「ナナリア!?大丈夫か?」その体を優しく支えよう。 GM(ナナリア):「へ、平気だよ。ちょっと痛むけど、レイルのおかげで何とか助かったから」 と言いつつ、やはり少し立って歩くのはつらいのか君の支えにおとなしく身を預ける。 「…それよりも殿下、皆、聞いて欲しい」 とナナリアはいつにも増して真剣な表情に。 「殿下やアスタロトさんは知っているかもしれないけど 僕は旧世界、僕達星の時代が来る前の旧文明についての研究をしていた。 その僕の知識と計算を照らし合わせてみたところ…今現在、僕達がいるのは 僕達がいた時代からおよそ2000年以上前の時代だよ」 それはもはや、失われた時代の世界と言っていい世界だった。 ライラ:過去なら任せろと内心思っていたら生まれていなかったでござる…。 GM(シェイド):「…未来」 と君たちの会話を聞いていた黒衣の男、シェイドは呟く。 「まさか貴方方は…未来から…?」 ライラ:「おそらく……平易な言葉を用いるなら、そうなるのではないかと。 未だ、わたしたちも事の次第を把握したわけではありませんから、明言はしかねるのですが」 手空きなのでシェイドと話をすることにします。 GM:と、そこでレイルがおぶっていたユニが目を覚ます。 ユニは目を開けるや否やいきなり「――無礼者!」と言ってレイルを突き飛ばし、その場に立つ。 ライラ:ってお前何をするダァッー!? クフィル:突き飛ばされたレイルが衝突してウギャー! アスタロト:「ちょっと、ユニさん?!何をするんですか!」 さすがにびっくりするよ! GM:ユニ(?)さんは、そのままつかつかとクフィルの方へ近づき 「おい、貴様。ここはどこだ!それに私を支配していたあの女はどこに行った?!答えろ!」 なんか雰囲気がまるで違うどころか別人のように鬼気迫る雰囲気、口調でユニはクフィルに責める。 クフィル:「はい!え?あのすみませんユニさんどうなされたのでしょうか 怖いんですけど割りとマジで!」(ガクガクガクガク アスタロト:「…!もしかして…キリエ、様ですか」 GM(ユニ?):「…ん、なんだ、貴様、私を知っているのか」とユニ?はアスタロトの方を振り向く。 ライラ:(正統派ヒロインかと思っていたがそんなことは全くなかったぜ アスタロト:「はい、私は帝国の人間ですので…」 と言って今度はクフィルたちの方を向いて 「皆さんこの方は…これまでの成り行きから判断すると… 帝国の第一皇女であらせられるキリエ様であると思われます」 クフィル:正座なう GM(キリエ):「如何にも。私がラヴァード帝国の皇位継承者にして第一皇女キリエだ」 ライラ:皇族と聞いて不承不承平伏なう GM(キリエ):「ところで貴様、その服装を見る限り、我が帝国の騎士のようだが名はなんと言う?」 とアスタロトへ。 アスタロト:「アスタロトと申します」深々と頭をたれ、そして 「キリエ様、そして皆さん…現状、何が起こったか話し合うためにも、どこか安全な場所へ移動しませんか? ここはあまりに暑すぎますし、長居すれば体力を消耗するでしょう…帝城の中は安全でしょうか、カール様?」 ぶっちゃけアストも暑いのは嫌いだお GM(カール):「うむ、確かにその通りだ。 アスタロトの言う通りここは一度城の中へ入り、その後、現状について話し合うとしよう」 とカールもまたそれに同意する。 ライラ:アストは衣装ゴスいしな。 GM(キリエ):「ではそうする。カール、案内せよ」 とキリエはやや偉そうに。 「御意に。……てっきり性格がよくなったのかと思っていましたら 特にそんな事はなかったのですね。これはガゼルが見たら発狂して喜びそうですな…」となにやら呟きながら。 クフィル:ガゼルドMかぁ… ライラ:ガゼルどM疑惑ktkr アスタロト:ガゼル(笑) GM:そうして君たちは2000年と言う時を遡り、物語は新たなる展開を迎える。 果たして、彼らは元の時代に戻り、彼らの時代、世界を救えるのであろうか――。 そして、全てを超越する新世界の神アケルナルとの決着は如何に――。 ライラ:こ れ が 2 0 0 0 年 問 題 で あ る ◆ミドルシーン2終了 アスタロト:キリエに神様が憑依していたんですね。 GM:正解です(笑)彼女の本来の人格はキリエで ユニはあくまで世界神エルドラシルの人格と言うことですね。 まぁ、その辺りはのちのち詳しく説明しますので(笑) クフィル:俺個人的には今の姫さま好きだよ!! ◆ミドルシーン3 〜皇女キリエ〜 GM:ラヴァード帝国帝城にある会議室にて。 そこはかつて、この国の皇帝が亡くなった際、次の後継者をどうするかと アスタロト、レクトル、そしてユリウスなどが揃い会議を行った場所。 今、そこには君たち三人を含め、皇女キリエ、カール、ナナリア そしてシェイドと名乗るこの時代の者が席に座っていた。 「…なるほど、状況は理解した」 クフィル:正座なう アスタロト:(キリエ様の情報処理能力何気に凄いww GM:キリエはこれまでの君達の旅の軌跡、そして、ここに行き着き、こうなった原因も聞き終わり 簡潔にそう一言を漏らす。 「では、目下最大の我々の目的は2000年の先の時代、我々のいた元の時代にもどるで異論はないな?」 キリエは皇女らしく、他者の上に立ち決断を下す者として相応しい風格を抱き、君たちにそう確認を取る。 ライラ:「仰せのとおりで問題ないかと思います。そうしないことには、事の決着がつきませんから。 もちろん、相手の方から出向いてきてくれるなら、話は別ですが」 いつもどおりの平坦な調子でむにゃむにゃ アスタロト:「仰る通りです。それと同時に…アケルナルと再び会いまみえるにあたっての 対抗手段となるものを、探し出すべきだと思います。そうでなければ、たとえ元の時代に戻れたとしても 同じことのループになりかねませんので…」おどおどしながら発言〜 GM(キリエ):「…ふむ、確かにな」 アスタロトの意見を聞き、キリエは頷く。 と、そこでそれまで黙っていたレイルもまた意見を挟む。 「アケルナルの事もそうですが、問題はもう一つあります。即ち、彼を倒したとして“後の世界をどうするか” あの時、アケルナルが言っていました。世界の寿命がつきかけている。 もし、それが事実なら、僕達はアケルナルを倒すと同時に世界を生かす または世界を存続させる何らかの方法も見つけなければならないでしょう」 ライラ:「そのために何が必要なのか、考えるほど頭の痛くなる問題ではありますが」 でこぼこ主従的に考えて追従せねばならぬ アスタロト:「…差し出がましいようですが、それについて私の意見を述べさせていただいてよろしいでしょうか」 上目遣いでレイルに視線を向けつつ、おずおずとそう言った。 GM(レイル):「ええ、勿論ですよ、アスタロトさん。何かいい案がおありですか?」 アスタロト:「…残念ながら、お世辞にもいい案とは自分でも思えません。ですが、率直な思いなんです。 世界に寿命がある。そのことを、私はこの事態を追及していく中で、初めて知りました。 それまでは、私たちの生きるこの世界…いや、過去に飛ばされてしまった以上 『あの世界』と言うべきなのかも知れませんが、とにかく…人間の中にも 不死の力を求めて冥府の業に手を染める魔術師や錬金術師、死霊術師が多くいます。 ですが、彼らの企みはたいていの場合徒労、もしくは死より惨い結果に終わる…。 正常な、まっとうな方法で、世界を存続させられるのなら、私は勿論それでいいと思います。 ですが、アケルナルがやったように無理矢理世界を壊すようなやり方でなく 世界の理に沿って、世界が終わるのなら…そしてそれを食い止める方法が邪法の他存在しないのなら… 私は、そうまでして世界を生きながらえさせるべきではないと考えます」 一気に言い終えて、緊張したように顔を赤らめ、伏せる。 GM(レイル):「…なるほど、訪れた死を、そして寿命を甘受する。確かに考えてみれば、それも一つの真理だね。 実際人の死についても、それ以外の対処法はなく世界もそれと照らし合わせるなら僕達がそれを受け入れる事が 今まで僕らと共に生き、僕らを生かし続けてくれた世界に対する礼節に繋がるのかもしれないね…」 アスタロト:「消極的な発言で、ごめんなさい。勿論、私も私の生まれた世界 そして沢山の素敵な人と出会わせてくれた世界を、愛おしく思う気持ちは強くあります。 こんな私の考えが単なる取り越し苦労であってくれたら、何より嬉しいのですが…。 いずれにせよ、現状ではあまりにも情報が足りなさすぎます。 何がしかの希望を見出すにせよ、世界の寿命を甘受するにせよ その決め手になるような情報を見つけなければ、掬えたはずのものを取りこぼしかねません」 ライラ:(なんか会議を踊らせているだけのような気がしてすごく怖い) GM(キリエ):「…いずれにしても、今は元の時代に戻ることが先決であろう。 世界の寿命や、その存続については目下の問題や、そのアケルナルとかいう神様もどきを 倒した後で改めて考えればいい」 クフィル:(倒すの我々ですけどね!! GM(キリエ):(当たり前だろう)キッパリ アスタロト:(馬車馬は辛い…(笑) GM(キリエ):「それで元の時代に戻るにあたり誰か、いい解決策はあるか?」 クフィル:(中の人がキリエ好きすぎて変な事いいそうで怖いわー GM:(そう言われると逆にその発言を期待してしまうぜ クフィル:(具体的に言うと全く脈絡なく結婚を申し込みそうでね… GM:(ワロタ(笑) アスタロト:「彼らが私たち、そしてこの帝城を過去に飛ばしたのが星宝の力であることを考慮すれば それを正すのもまた星宝の力ではないでしょうか。確証はありませんが…」 GM(ナナリア):「…それなら、一つ僕に考えがあります」 と、そこで会議の内容を聞いていたナナリアが始めて口を開く。 「僕は星機器についての研究の他に、旧文明やそれから星宝についての研究も行っていたんだ。 ただ、僕達王国側に残された資料や本では、知れる知識に限界があった。 けれど、この本のおかげで僕の中で埋まらなかった知識の部分が埋まったんだ」 と言ってナナリアは一冊の本を出す。 それはかつて、イーグルが帝城を視察していた際、ナナリアへのプレゼントとして購入した本。 あの時、帝城を共に歩き、行動をしていたクフィルやアスタロト、ライラ達はその事を思い出す。 クフィル:(ここでイーグル! GM(ナナリア):「時間に関する研究は大昔から行われていた。 それを可能とする力も確かに存在したけれど、そうしたものはアスタロトさんの言う通り 星宝と言った強大な力を持って、始めて可能に出来る」 ライラ:表情は変わりませんがとても興味深そうにしています。具体的には顔が3°くらいそっちむいてます GM(ナナリア):「けれど、僕の知識と研究、そしてこの本によって得られた情報によって 一時的にだけど、時間に作用できる大型の星機器の開発が可能かもしれない。 だけど、これを可能にするには二つの条件が必要になってくる。一つは勿論、時間と作業。 僕一人だけじゃ、その時間作用に干渉できる大型星機器の開発には数年近くの時間がかかってしまう。 そして、もう一つはその星機器を動かす為のコアとなるもの。 理想は星宝と言った強大なエネルギー源などが必要になってくる」 と、ナナリアの話をそこまで聞き、今度はキリエが口を開く。 「…ならば、そのエネルギー源については私が提供できるかもしれない」 ライラ:(莫大なエネルギーっていうから、わたしが星宝を起動した状態で 10年くらい殴られればいいんじゃないかとか思っていた) クフィル:(殴るのは任せろ GM:(んなリスキーな(笑) アスタロト:(不毛すぎる光景(笑) GM(キリエ):「これは皇族の中でも私しか知らない事だが 前皇帝つまりは私の父だが、彼が秘密裏に作り出していた物がある」 ライラ:「詳細をお教え頂いても?」 目上の人なのに語尾を省略しちゃうのがライラクオリティ。 GM(キリエ):「ああ、それがいわゆる星宝の劣化品だ。 すでにお前達なら知っているかもしれないが、かつてこの城の地下には星蝕が存在した。 我が父も城の地下に何らかの強大なエネルギーが存在したのは知っていたようだが まさかそれが星蝕とは思いもよらなかったらしい。当初、父は研究機関の者達に命じ 地下のそのエネルギーを採取し、人工的な星宝の生成に乗り出していた。 だが、星蝕より生み出された星宝はパワーも安定性も不安定であり いつ暴発するかも分からない危険なものばかりとなり、結局、研究は廃棄され 作られた人工の星宝はこの城のある場所に厳重に封印されている。 私ならその場所を知っているし、その星宝もどきもエネルギーとしては申し分あるまい。 なにしろ、星蝕から直接作られたわけだからな」 クフィル:(やばいキリエすき…/// GM:(キリエ「お前、私の話を聞いていたのか」 ライラ:「動力に問題がないとすれば、あとは今しがたナナリア様がおっしゃった案を実行すれば問題ないかと。 時間を跳躍できる機構さえ手に入るのならば、極端なたとえではありますが 100年をかけて制作に当たっても問題ないはずです」 GM(カール):「…ふむ、なるほど。状況は把握した」 とここで、同じく席についていたカールが納得したように口を開く。 「ならば、その星機器の開発はナナリア君。君と私とで行おう」 その発言にナナリアは少し驚くが、間髪いれずカールが付け加える。 「私も君ほどではないが、星機器に対しそれなりの知識を有している。伊達に帝国側の“賢王”とは称されてはいない。 それに、あの馬鹿弟子…イーグルが惚れた娘である君の力になれれば、私も少しはあの弟子の行いに貢献出来よう」 アスタロト:「ナナリアさん、カール様の知恵と知識の深さは 私からも保証させて頂きます。どうか安心なさってください」 GM:アスタロトとカールのその言葉を聞き、ナナリアは頷く。 「…うん、それじゃあ、よろしくお願いします。カールさん」 差し出した手をカールはそっと握る。 今ここに、王国と帝国、両国にわたる二人の賢者、賢王が手を携えた。 そして、その二人を結ぶのは、かつて一人の主と少女の為に命を尽くした 誇り高き騎士の存在があった――。 ライラ:(こういう展開大好物ですhshshshs GM(キリエ):「さて、では私はこれよりエネルギー源となる星宝もどきの回収に向かう。 ついては底のお前(クフィル)、私の供をせよ」 クフィル:底wwwwwwwwwwwww 底辺扱いされたwwwwwwwwwwwww GM:すまん、誤字った(笑) クフィル:本望です(キリッ アスタロト:なんというドS変換wwww GM:キリエがどんどんSキャラになってる気がする(笑) クフィル:「ハッ!了解しました(ビシィッ」 ライラ:(この姫様にはぜひいつか誰かにデレてもらいたい GM(キリエ):「では、行くぞ。キリキリ歩けよ」 言ってキリエは先導するように君の前を歩き出す。 クフィル:「はい!」その後ろをまるで良妻賢母のように静々とついていく。 アスタロト:帝国の超VIPだから体が勝手に服従する〜 GM:しばらく歩くとそこは帝城の倉庫にあたる場所だろうか、薄暗い小部屋に入る。 キリエがその部屋に入り、壁の一部分に触れると部屋の奥の壁が移動し、そこに階段が出てくる。 「この先に星宝もどきが隠されている。それと、ここから先の供はクフィル、お前だけだ。後の者はここで待て」 とクフィルを見ながら「…少し、お前に話がある」 アスタロト:「かしこまりました」(気をつけの姿勢) クフィル:「あぁ、わかった(やっと慣れてきた」 ライラ:←既に座っている礼儀知らず GM:君を先導するように階段の先を行くキリエ。 クフィル:(中の人的にはもうドキドキいうなればDO★KI★DO★KI ライラ:(ドキがムネムネしますね アスタロト:(たぶんその期待は裏切られる GM:だが、しばらくすると歩を止め、キリエは君へ向き直る。 そして、何を思ってか、彼女は腰にさしてあった剣を抜き出す。 クフィル:「む…?」 殺気があるなら身構えるけど…無いよね? GM:殺気は無い。と言うよりも、彼女は剣を抜いた瞬間、それを自分のほうに向け―― 束ねてある髪をばっさりと切る。 クフィル:おっとぉ!? ライラ:それをきりすてるなんてとんでもない! GM:そして、髪を束ねていたリボンがはらりと床に落ち、キリエはそれを拾い上げ、君の眼前に出す。 「……返すぞ。元々これはお前が“ユニ”とかいう娘に対してやったものだろう。私のものではない。 故に返す、受け取れ」と、どこかぶっきらぼうに。 クフィル:「…あぁ、そうだろうと思った」 その言葉を聞いて微笑む。 ライラ:(hshshshshshshshs GM(キリエ):「…一つ言っておくぞ。私は貴様なぞ、知らん。貴様との思い出は勿論 貴様がユニに抱いていた想いも、ユニが貴様に抱いていた想いもな。 だから先に言っておくが…私とあの“ユニ”とかいう娘を混同するような真似をしたら 今度はお前に対し剣先を向けるゆえ、覚悟しておけ」 クフィル:「わかってるさ、キリエ。その時は気の済むようにしてくれていい。 まぁ最も、俺はそんな失礼な人間ではないつもりだけどな」 GM(キリエ):「…フンッ、では先へ行くぞ」 言って、キリエは再び歩を進める。 クフィル:いいおんなや GM:その道中――「…なぁ、おい」 クフィル:「どうかしたかい?」 GM(キリエ):「お前は、あの女…ユニに対して、どういう感情を持っていたんだ」 クフィル:(何これ分岐!?フラグ!?セーブはどこ!? GM:(んなもんはねぇよ(笑) ライラ:スクショはたのんだ アスタロト:●REC クフィル:「む…」 どうして俺の周りはこう…答えにくい質問をする奴が多いんだろうか GM(キリエ):「…いや、今の話は無しにしよう。なんでもない」 クフィル:「いや、うん。好きだったと思うよ」 GM(キリエ):「な、なんだと?!」 君のその言葉を聞き、なぜか過敏な反応をするキリエ。 思わず振り返り、君の襟首を掴み、詰め寄ってくる。 クフィル:「ど、どうかしたのか!?」 GM(キリエ):「き、貴様、やはり、あの女に気があったのか…!な、ならば 先に言っておくが、私があの女のように貴様になびくと思ったら大間違いだぞ! もし私に対して、そのような不埒な感情を見せてみろ!その時は容赦なくたたっ斬ってやるからな!」 なにやら興奮した様子でキリエは息早にそんな台詞を並べまくる。 アスタロト:(笑) クフィル:「むっ!それは心外だなキリエ。俺はユニの事は好きだが それが理由でお前に惚れたりしないぞ。そういうの抜きにお前は魅力的だと思うしな」 至極当然といった体で。 ライラ:(正面突破ktkr GM(キリエ):「な、なに!」 その言葉を聞いた瞬間、彼女は一瞬にして数歩下がる。 「わ、私まで篭絡しようと口説き文句のつもりか貴様! 何を堂々と二股宣言をしようとしている!私がその程度で貴様になびくと思うのか!見くびるな!」 クフィル:「なんだと!お前こそ失礼だぞ!可愛い女の子に可愛いと言って何が悪い!!」 GM(キリエ):「それを開き直りだと言っているんだ!貴様がそんな事ばかり言うから妙な誤解が起こるだろうが!」 クフィル:「む!!判らん奴だな!ユニの事は好きだ! キリエ、お前の事も好きだ!それのどこが悪いのか俺にはさっぱりだ!!」 アスタロト:(このたらしが〜! GM(キリエ):「き、貴様…!」 なぜかキリエは顔を赤らめ、少し体を震わせている。 ライラ:(もげろ。あと腐り落ちろ。何がとは言わないけど) クフィル:(「ガキの頃兄貴が言ってたぜ。人の出会いは一期一会だ。可愛い子には声をかけろってな」 GM(キリエ):「貴様のような奴を少しでも認めようとした私が愚かだった…。 貴様は今、ここで私が引導を渡してくれるー!」 言ってキリエはいきなり剣を抜き放って、君に向かって襲い掛かってくる!(笑) アスタロト:戦闘だ!戦闘だ!(笑) クフィル:「うおおおお!!!なんでだ!!!」 ガキの頃兄貴が言っていた!人の出会いは一期一会。 だからこそ可愛い子には声をかけろ、と!それを実践してたらこれだよ!!!どうしてこうなった!!!!! GM(キリエ):「うるさいうるさい!お前になんかに私の苦労がわかってたまるかー!」 ライラ:なんか痴話喧嘩っぽいから、わたしは広間でアウアウしてればいいよね。 アスタロト:われわれは広間でまったりしてませう GM(キリエ):「あの女の記憶が私の記憶としてこびりついて、残っていて… お前と一緒に冒険した記憶があるのに、そこに私がいないことの辛さなんて、お前にわかってたまるかぁぁー!!!」 やや情緒不安定になっているのか、キリエはそんなことを叫びながら ぶんぶんぶんと無造作に剣を振り回しながら、君を追い掛け回す。 クフィル:「ななななななにおぅ!?俺は自分に正直に生きてるだけだー!!!」 セットアップは弁解。行動値は49です。 「ならこれから一緒に思い出を作ればいいだろうがー!!」 この剣筋!!もしかしたらレイルよりも鋭いかも知れない!!背中に冷や汗が伝うのを感じながら逃げる!!! GM(キリエ):「うるさーーい!!お前なんか、あの時、王国領の木の下でへタレのままへタレとして 野たれ死んでれば良かったんだー!なんであの時、私はお前に喝を入れたんだー!お前なんか、お前なんかー!!」 待機していたアスタロト、ライラの眼前をそんなクフィルとキリエが通りすぎていく。 クフィル:「あー!!!!!恥ずかしい事思い出さんなー!!!あの時は助かった! お前が居なかったらあそこで俺の道は終わってたかもしれない!!ありがとう!!!」 アスタロト:「あれは…いったい何なのでしょう?」 GM:心なしか、クフィルがマジ汗をかきながら、キリエがマジ剣筋で追いかけまわしていた。 クフィル:普通なら一国の王子の生命の危機ですよ ライラ:「……なんとなくですが、キリエ殿下に味方したほうがいいような気がします。根拠はありませんが」 GM(キリエ):「うるさーい!!お前はそこに直れ!今すぐ直れ!! そのふざけた根性を今度こそ、私が一から鍛えなおしてやるーーー!!!」 クフィル:「成る程、それはつまりこれから先俺と一緒に居るって事か!!よし、こーい!!!」 GM(キリエ):「ふ、ふざけるなー!どこをどう聞けば、そうなるーーーー!!!」 ぶすっ! クフィル:「ほぎゃあああああああああああああああああああああ」 そんなクフィルの絶叫とキリエの怒号が、帝城中に響き渡ったと言う――。 |