第三十五章「虚像と偶像の破壊の果て」
◆バトルシーン 〜虚像と偶像の破壊の果て〜
GM:バトルシーンです!
相手はプロパテール3“絶対幸運”のサダルスード!

ライラ:わぁい、色々想定外すぎてもうわけわかんねぇけど
とりあえずフルモッコにされてくれるわ!

アスタロト:思いをぶつけて砕けてくるよ!

GM:まず最初に、サダルスードの星宝が発動します。

ライラ:毎回必ずクリティカルしますとか言いませんように。

クフィル:一個は回りそうだがな(笑)

星宝:【絶対幸運加護(フォーチュン・フェイト)】 形態:特殊 ランク:S 取得D:取得不可能
タイミング:宣言 対象:使用者 射程:−
この星宝の持ち主は常に絶対の幸運を持つ。あらゆる可能性、偶然、確率、
それら全て使用者の幸運に導かれ使用者に取って絶対の幸運となる必然法則へと変わる。
このため1%にも満たない奇跡すら必然へと変えるその幸運はもはや実力などでは
到底覆す事の出来ない圧倒的“力”となる。
この星宝の力により持ち主はフォーチューンポイント取得数を無限に変化させ
全てのフォーチュンアビリティを使用できる。
また《幸運の加護》《幸運の才能》《幸運の障壁》《幸運の吸収》を星宝特技として扱える。

《幸運の加護》 タイミング:判定前 対象:自身 射程:− 消費精神:−
貴方が判定を行なう際、最初のダイス目を全てクリティカル[10]として扱い振り足す。
これは判定を行なうつど、毎回自動発動する。

GM:ライラの予見通りです(笑)
とりあえず、最初のスキルだけ公開しておきます。あとは戦闘中に発動しますので(笑)
ではセットアップ&行動値!サダルスードの行動値は106です。

ライラ:トリプルスコアってレベルじゃねぇ…。あ、こちらは2・8の24であります。

アスタロト:2,4で32であります。

クフィル:お、5、5でFP1点でごじゃるよ。
もぐもぐFPおいしいです>^q^

GM(サダルスード):「そうだ、一ついい事を教えてあげるよ」
と、その瞬間、クフィルに対してサダルスードが語り出す。
「最高位のデミウルゴスたる僕達プロパテール種には僕達にしか扱えない至高スキルや
ソニックドライブ、秘奥義があるんだ。そのうちの一つを見せて上げるよ」

ソニック:《セラ・プロパテール》 必要行動値:100以上 対象:単体 射程:視界
対象となった人物はこのターン、フォーチューンポイントを得る事は不可能となる。
(セイバーモードによるFP入手は別とする)

GM:対象はクフィル。FP入手は無しです(笑)

クフィル:うご(笑)
ゲロゲロ>^q^

GM:ではサダルスードから。
「そうだなぁ、どうせ君が庇うんでしょ?なら君に攻撃するよ、マシーナリー・ライラさん」
という事でサダルスードはプロパテール特技を使用してライラへ攻撃!

<セラフィムスパーダ> タイミング:メジャー 対象:単体 射程:視界 消費精神:−
この攻撃による命中・攻撃判定に+2D10を得る。
この攻撃を受け戦闘不能とならなったキャラクターは即座にフォーチューンポイントを1点得る。

ライラ:その特技こっちへよこせぇぇぇぇぇ(違

GM:命中137ですぅ。

ライラは:達成値三桁とかばかなの? しぬの?

GM(サダルスード):「これが純白位の神人の力だよ。最後に見れて良かったね♪」

アスタロト:「良かったね♪」じゃない(笑)

ライラ:回避は23です。
「よく回る口ですね」 腰を落として防御の構え。

GM:そう、目の前に対峙するデミウルゴス、現実を見据えず
理想と妄想に取り付かれた狂人にして壊人だが、その実力が衰えているわけではない。
彼こそが今現在、最も神に近いデミウルゴス
プロパテールと言う純白称号を有する神人。故に君達には絶望という威圧感がひしひしと伝わる。
攻撃155点♪

ライラ:今から言っておくが死ぬわ。

GM(サダルスード):「うん、だよね〜♪」
だって、彼は4D10で最初のダイスは全てクリティカルとかね(笑)

アスタロト:どんだけ幸運なんだ!

GM:チートな幸運(笑)

ライラ:【text:automatic damage controler worked】
【text:code"diamond statue" automaticaly moved】
【text:shock absorve coloid scatterd】
瞳に銀の光を走らせ、金の粒子を振りまき。7・3・9でFP1貰い。

GM:ではその瞬間、サダルスードの星宝特技第四が発動。

《幸運の吸収》 タイミング:本文 対象:本文 射程:視界 消費精神:−
この《幸運吸収》を持つ所有者以外のキャラクターが何らかの理由でFPを得た際
この特技の所有者もまた[そのキャラクターが得たFP]分のFPを自動入手する。
絶対の幸運を持つサダルスードは他者の幸運すら自らの物へと変える。

GM:これによりライラが得たFP1点分、サダルスードも入手します。

ライラ:ところで完全なる盾の使用タイミングって、いつ宣言すればいいんでしょうね

GM:瞬間、なので防御前でも後でもおk。

ライラ:では、このFP1点でやっとFPが2点たまったので
【CAUTION:Enemy attack exceeds capacity】
【text:Suggestion----Attack hittid directly -> Destroyed】
【text:Emergency IDEA divider tripped】
【text:Enemy atack insulated】
とメッセージを走らせます。
金の結界をサダルスードの一撃が突破するかと思われた刹那、あたりを吹き荒れたのは金色の突風。
ライラが放つ黄金の粒子の塊。炸裂した金色が、サダルスードの攻撃を真っ向から受け止める!
というわけで「完全なる盾」

GM(サダルスード):「へぇ〜、すっごいすっごい、よく僕の攻撃に耐えたね。
それじゃあ、ご褒美をあげるよ♪」
と言って彼は<セラフィムスパーダ>の効果により君にFPを1点与える。
しかしその瞬間《幸運の吸収》の効果により、このサダルスードもまたFP1点入手。これにより現在2点。

ライラ:「……それが命取りになっても知りませんよ」
吐き捨てる。

GM:では、サダルスードの行動は終わりです。お次は殿下ですね。

クフィル:うむ、ちなみにこれ最終戦闘だお?

GM:いや、ミドルなので中間バトル。まだクライマックスがあります。

クフィル:おっおっお。

アスタロト:冗談はおやめくだされ!

ライラ:(´・ω・`)ォゥフ

GM:つまりこいつは中ボスです(笑)

クフィル:どうやらここは夢の中のようですねムニャムニャ。

GM:しかし、ぶっちゃけるなら今回のラスボスよりも中ボスであるこいつの方が遥かに強いです。
なのでほぼ全力で行ってもいいです。
あとちなみにこの戦闘ですけど実は特殊な勝利条件が二つあります。
即ち、目の前のサダルスードを実力で素直に倒すか、生き残るか。
ぶっちゃけ生き残る事を優先に戦えば、制限ターンの終わりにこの戦闘は終了します。
それより前に実力でこのサダルスードに深手を負わせば、あるボーナスが与えられます(笑)
それで、殿下ですけど、どうする?

クフィル:仕方ない、長引かせるとそれこそまずい。
「アスト、ライラ。機関が既に潰れていようが何だろうが俺達のやる事はかわらねぇ。この戦い、勝つぞ」

ライラ:「了解。最善を尽くします」

アスタロト:「…全力をかけるのみです」

クフィル:「己に託された意思と願いを忘れるなッ!」
殿下全力で行きます!

GM:来い。余力を残して勝てる相手とは思わない事だ。

クフィル:【漆黒の呪印(ベリル=ベリア)】起動。対象は――
「【光刃の千突(エペ・ルーチェ)】」

GM:来たか、Aランク最強の星宝!

クフィル:【漆黒の呪印】に刻まれた星宝を自らの意思を持って行使する。
次々と次元を切り裂きフィルの周囲に顕現する光剣。数は…81本。
「(二十…五十…七十…八十と一、か)」

GM(サダルスード):「…へ〜え、それってエルナトの星宝じゃない。
おかしいな〜、彼とうの昔に死んだはずのに、どうして君がそれを持っているのかな?」
目の前に現れた81の光剣を前にサダルスードはやはり余裕の笑みのまま、悠然と聞いてくる。

クフィル:「なぁに、種も仕掛けもある唯の手品だ。食らってみれば分かるかも知れないぜ?」

GM(サダルスード):「フフッ、なかなかおもしろいね。でも君にそれが扱えるのかな?」

クフィル:マイナーを使用して[1D10]分補充します。
「そいつぁ見てのお楽しみだ」

『お前ではせいぜい100の刃、よくて200』

クフィル:シリウスと名乗った男の言葉が蘇る。
既に本数は80を超え、己の限界に近づく。が、更にそこに7本の刃が顕現する。
まるで脳の一部が焼き切れるような感覚。
「クフィル=フォン=アレキサンドロス…征くぜ」
自らの体にかかる負担を物ともせず星宝を行使する!メジャーで全部使います。

GM:おお!全弾投射か!了解です、では絶対命中で攻撃判定どうぞ!
「――さすがにいっぺんにその数は避けれない、か」
迫り来る無数の剣、88の光刃を前にさすがのサダルスードも回避を諦める。
だが、この瞬間サダルスードの星宝特技第三が発動。

《幸運の障壁》 タイミング:本文 対象:本文 射程:− 消費精神:−
この《幸運障壁》を持つ対象に攻撃した際、対象は攻撃判定において
クリティカル(振り足し)は起こらない(つまり10はただの10として扱うのみ)。
絶対の幸運を持つサダルスードには他者の持つ幸運すら打ち消す。

クフィル:ダメージに<ソードダンス>を使用します。
ダメージロールは9、10、3で基本攻撃力が42に【光刃の千突(エペ・ルーチェ)】で+88ダイスで+22。
合計152…かな。

GM(サダルスード):「へぇ、思ったよりやるね。
だけど僕のこの“幸運”という加護は決して打ち消せないよ」
たとえ絶対命中による攻撃を与えてもサダルスードが宿した幸運の壁はそうやすやすとは破れない。

クフィル:「俺は“運”じゃなく己の力で『道』を切り開くッ!!」

GM(サダルスード):「――フフッ」
迫り来る無数の光刃。だがそれをサダルスードは避ける事無く全てその身に受ける。
無数の剣がサダルスードを貫く…はずだったが、光刃のいくつかは彼に着弾する瞬間
お互いにぶつかりあい、その軌道を外していく。
いくつかサダルスードを貫いた光刃はあったがそれはまさにかすり傷と呼べる程度の着弾。
「僕の幸運は君達のそれと比べるのもおこがましいほどのものだよ。
まあ、でもかすり傷を負わせた事は褒めてあげるよ」

クフィル:慣れない星宝の行使による負担で思わず膝を付く。

GM(サダルスード):「それじゃあ、今の一撃のご褒美にいい事を教えてあげるよ。
今ので僕が受けたダメージがおよそ60。そして僕達、最高位のデミウルゴス・プロパテールが
有する体力は―――」

「1000、なんだ」

クフィル:^q^

アスタロト:\(^0^)/

ライラ:オタワ

GM:それはもはや勝つ以前に戦いとしての次元を超えた宣言。
もはや向かっていく事自体が愚かしい、天に唾吐く行為。
こんな化け物に、神に、勝てるのか――。その絶望感だけが君達を支配する。
「それじゃあ、次はアスタロトさん。君の番だよ」

アスタロト:うーん…マイナーは出来る事がないので、
FP2点使用して【サウザンドブロウ】を使います。
一回目の命中はクイックドロウ足して44だけどさっきから見てて当たる気がしないよ!

GM:アスタロトのその勘は当たっていた。サダルスードはまるで幸運に護られたように
君の放った弾丸は彼を狙ったはずなのにそれが直前にて狙いとは別の方向へ着弾した。
それらの現象をさもつまらなそうに見ていたサダルスードは何かを思いついたように宣言する。
「これじゃあ、実力差が開きすぎてつまんないね。あ、そうだ。それじゃあ、こうしよう。
これから先、僕は回避行動を一切しないよ。どう?これなら少しはまともな勝負になるし
そっちに取ってもいい条件でしょう」
それはまさに児戯を相手にするように、遊ぶようにサダルスードは宣言した。

アスタロト:「そうですか…確かにこの戦い、あなたにとっては児戯に等しいものでしょうね。
では、お言葉に甘えて」

続けてアスタロトによる二撃目の攻撃がサダルスードへと向かう。

GM:では回避を捨てたサダルスードはその攻撃を受けます。攻撃判定をどうぞ!

アスタロト:…6,4で合計54です。<ブルズアイ>乗せますね。

GM:了解です。「…ん?」
君が放った二発目の弾丸に対して避けるなく受け入れるサダルスードだが、その瞬間
君の放った弾丸に僅かな違和感を感じ、彼は向かってきた弾丸を瞬時に手で掴み握りつぶす。
それは先程までの幸運による防御とは異なる彼自身による防御だった。
「今のは良かったよ、<ブルズアイ>の効果で僕の防御ダイスを減らす戦法。
ほら、僕ってダイスを振ればそれは自動でクリティカルになるけど
ダイスそのものを減らされたり、防御ジャッジ無視とかだと幸運が働かなくなるからさ」
と彼は自らの弱点を惜しげもなく話すサダルスード。

ライラ:(しかしこんなに平然とメタを喋っていいものかねぇ)

GM(サダルスード):(「中の癖らしいから〜」)

ライラ:(それじゃあしょうがない)

GM(サダルスード):「だけど、その程度じゃ全然通らないよ?」

アスタロト:「そうでしょうね…最後まで諦めるつもりはありませんが、
こうやってあなたが能力の事を教えてくれる事でも、少しは気を持ち直せますね」
ターン終了します。

GM:ではライラたん。

ライラ:素手で殴りかかります
「投射攻撃の効果が鈍いことは判りました。でも直接攻撃なら……!」
と叫んで達成値は6.6のFP回避。32

この後、ライラの素手による特攻はライラの中の人による出目の低さにより
サダルスードに軽くあしらわれる。

GM(サダルスード):“ぱしん”と向かってきた拳を受け止めるサダルスード。
「危ないよ♪」ニッコリ。

ライラ:泣きたい。

そして、続く二ターン目。
行動順はサダルスード、クフィル、アスタロト、ライラの順となり
ここでアスタロトによるある英断が行われる。

アスタロト:アスタロトはセイバーモード起動します・
そして秘奥義《天衣無縫の極地》を使います。

GM:おお!それは素晴らしい選択だ!

《天衣無縫の極地》
この秘奥義を使用すると同時にこの秘奥義を纏った相手に対して
対象は一切ダイスを振れない(ジャッジを行えない)。
つまり、アスタロトが行う命中、攻撃判定においてサダルスードは一切のダイスを振れないのである。

GM(サダルスード):「なに…ッ」
君が纏う天衣無縫の極地を前に初めて純白のプロパテールは驚きの表情を見せる。
「…なるほど、確かにそれなら僕の幸運を封じる事は出来る、考えたね…」

アスタロト:「あなたの力が揺るがくても…この一手に賭けます」
(一応、真白の宝石(ルアテリス)のスキル<純白の衣>も使ってセイバーモードのターン延長しますね)

GM:了解です。ではサダルスードですが、彼は次なるプロパテール特技を使用!

<ケルヴィムラファーガ> タイミング:メジャー 対象:任意 射程:視界 消費精神:−
指定する任意の対象へ即座に絶対命中の10D10(ジャッジとして扱いません)によるダメージを与える。
このダメージに対し、対象は抵抗値(ジャッジは不可)のみで防御する事ができる。

GM:それは原初に吹き荒れた世界を荒廃させた嵐の具現化が君たち全員を襲う!

ライラ:ギャー

クフィル:GMのダイス割れろ!!

GM:49点!抵抗値そのもので減少させてください(笑)

アスタロト:こんな鬼畜な能力だなんてあんた鬼か!

クフィル:瀕死!瀕死!マジで残り13でーす(笑)

アスタロト:残り18でーす(笑)
このターンは攻撃喰らわないだろうとか思ってたのに…。

ライラ:抵抗値32を舐めんな。半分以上残ってますね。
普通に攻撃されたら消し飛ぶけど……残りは26でした(´・ω・`)ノ

GM:ではこれでサダルスードは行動終了。アスト!

アスタロト:《サウザンドブロウ》5点分行きます。

GM:マジか(笑)了解です、五回攻撃どうぞ(笑)

クフィル:アスト殺れ

アスタロト:サダルスード避けないので命中判定しない方がいいですか?

GM:そうですね。もう攻撃判定を五回連続どうぞ(笑)
(サダル「余裕こいたこれが結果だよ!」)

ライラ:ヤッチマイナー

クフィル:流石アスト!俺たちに出来ないことを平然とやってのける!そこに痺れるぅ!!

アスタロト:ダメージは順に64,62,62,67,67です!

それは五連弾に渡るサダルスードの胸を貫く銃弾。
それは今まで余裕の表情にあった彼に僅かな苦痛、苦悶の表情をもたらす。

GM(サダルスード):「ッ、まさか、そんな戦術を取れるなんて…君は見た目ほど可愛くないね…」
ダメージは確実に負った。問題はこのまま攻め切れるか否か、そこにあった。そしてクフィル。

クフィル:マイナー、メジャー全放棄。剣補充します。
マイナーで3+5で9本。問題はメジャーだ。
ここで何とか次のマイナーで100に持っていける数を出したいんよ。

GM:だよね(笑)

クフィル:あ、100出た。

GM:うそだ(爆笑)

ライラ:え?

アスタロト:奇跡おきたなぁ。

ライラ:……トミィさん、くれぐれも明日は気をつけてくださいね。

GM:その瞬間、サダルスードは感じた。アスタロトに気を取られたその刹那
クフィルの背後に現れた異常な数の光刃に。
「!なに…ッ。馬鹿な、さっきの…倍、以上だと…!」

クフィル:「あー…くっそ…マジ…キツイ、ぜ」
息も絶え絶えになりながら己の限界数と言われた本数の剣を顕現させた。

GM(サダルスード):「…人の身でよくやるねぇ、そこだけは褒めておいてあげるよ」

クフィル:「そいつぁありがとよ」

GM:では、ライラたん。

ライラ:今度はドロップキックを試みますが不慣れなので判定は素手のそれとそう変わりません。

クフィル:かわいい(笑)

アスタロト:かわいい(笑)

GM:ドロップキックってライラたん(笑)

ライラ:えっと……1ゾロ。

GM:オワタ(爆笑)

クフィル:ぶっ(爆笑)

ライラ:べしゃあっっていってなぜか顔から堕ちました。

GM(サダルスード):「危ないよ♪」 再びニッコリと倒れた君へ。

ライラ:涙目で立ち上がって逃げてきます
泣いてるんじゃないんだからね! ただの洗浄液なんだからね!(一同笑)

続く3ターン目。行動順はサダルスード、クフィル、アスタロト、ライラとなり
光剣を100本チャージしたクフィル、セイバーモードが持続しているアスタロトが
この戦局における要となっていたが、サダルスードもそれを理解し先手を放ってくる。

GM(サダルスード):「さてとそれじゃ、そろそろこの戦いにも終止符を打とうか」
そう言ってサダルスードの指先に高密度の光が集う。
指先に集った高密度の光が君達全員に向けて放たれ、それは超爆発を巻き起こす!

<エクスティンクション> タイミング:メジャー 対象:任意 射程:視界 消費精神:15 取得レベル:5
貴方が指定した対象達に対し、絶対命中の8D10の実ダメージを与える。
一シナリオ一回使用。

GM:対象は全員!45点の実ダメージ(笑)

アスタロト:死ぬ(笑)

クフィル:オワタ

GM:特技で減少、またはカバーリングする場合は宣言をどうぞ。

ライラ:守護陣×2とか言えないだろうなぁ(´・ω・`)
庇うならどっちかですよね…。一撃入ったら死ぬひと挙手。
とはいえライラも耐えられるか判らんですかが。

アスタロト:
HPの最大値をあっさり上回ってるし…。

クフィル:現在HP13(笑)

アスタロト:あ、でも星宝があるので私は大丈夫です!

GM:なるほど。死んだ瞬間に真白の宝石による効果使用ですねですね。
確かに、アスタロトにはそれがある。

ライラ:ではひとまず、殿下に<守護陣>
【Command:code"Great wall" READY...】
【text:"Great wall" normaly functioned】
さらに<絶対の鎧>(実ダメージ軽減スキル)。
まだテキストメッセ作ってないのに今気付いたので見えなかったということで。
一発目で23点軽減して22点被弾。

GM:おお!結構軽減!だがでけぇ(笑)

ライラ:残りHP四点でもう一度絶対の鎧を宣言。
今度は振るわず15点防御して30点通って戦闘不能になりましたー。

クフィル:ぐは(笑)

GM:倒れた(笑)

ライラ:【EMERGENCY:Atack hitted! Critical damaged】
セイバーをもし宣言するならこのタイミングじゃないと無理でしたっけ。

GM:ですね、このタイミングです。
それではセイバーを使用して復活しますか?それとも戦闘不能状態となっておきますか?

ライラ:次のターン頭に宣言のタイミングってあります?

GM:頭か(笑)まぁ、それでも良しとしましょう(笑)

ライラ:じゃあ、今は倒れっぱなしで…いいよね?
あとMPは地味に丁度0になりました。

クフィル:「ライラッ!!」

ライラ:「ご無事で何よりです、殿k……」
よろよろばたり。

GM:ではアスタロトさん、45点ダメージを受けましたが、このタイミングで星宝を使いますか?
使えば戦闘前の状態まで全能力やスキルはリセットされます。

アスタロト:はい、使います。
ところで復活したこのターン、セイバーの+1D10や集気法は発動したままですか?

クフィル:戦闘前、っぽいよ。

GM:ですね。残念ながら補助効果も打消しです(笑)
行動は普通に行動順にしていいですので。

アスタロト:分かりました〜。

GM:ではこれでサダルスードの行動は終了し、殿下ですね。
「まずは一匹か」
何の感情も込めず微笑みを浮べたままそう目の前の最高位デミウルゴスは呟く。

ライラ:殿下に、このターンの私のリアルラックをすべて投入するために行動を放棄して死んだのさ!

クフィル:任せろ!(笑)

この後、クフィルの必殺の攻撃判定においてダイス目が回りダイスだけで46点を記録。
更に【光刃の千突(エペ・ルーチェ)】の特殊修正を含んみ
現在のクフィルが放てるであろう限界攻撃値293点を撃ち放った。

GM:ではその瞬間、無数の200に上る光の剣が渦のようにサダルスードへと向かう。
それら全て悠然と避ける様子すら見せずに受けるサダルスード。
それも当然であり彼が護った絶対の幸運の壁の効果により無数の光刃は全てあらぬ方向へと向かい
軌道を反らす――はずであった。

“―――ざっしゅッ”

GM(サダルスード):「……ん?」
それは一つの違和感。彼は自らの手を切り裂いた一本の光刃を見る。
その腕からは生まれて以来、始めて見たであろう己の血が流れていた。
「へ〜、すっごいすっごい、すごいね。君、思ったよりも本当にすごいね。
自分の血を見たのなんて初めてだよ」
それは間違いなく渾身の一撃。クフィルが放てる現段階での最大火力。
それを受けてなおサダルスードの微笑みと絶対の余裕は未だ崩れない。

クフィル:「てめぇがどんだけ絶望的な力を持ってようがな。
人の、俺達の心から光が消え去ることはねーんだ、覚えとけ!」

GM(サダルスード):「ふぅん…、僕に血を流させたのは認めるけどさ分かっているの?」
彼はくすくすと笑いながら自身の血を口に運び飲み込みながら宣言する。
「君達の攻撃は未だ僕の体力の半分も、削れていないんだよ?」
絶対なる威圧感を放ち悠然と宣言するサダルスード。
それはまさに最高位のデミウルゴスが持つ絶対の存在感。

続くアスタロトの行動順にて銃弾を放つものの、セイバーモードが消失した状態では
プロパテール種たるサダルスードに致命的なダメージどころか
僅かな手傷すら負わせられずにいた。

GM:君が放った銃弾をサダルスードは一切、避けることをその身に受ける。
だが渾身の銃弾が彼の身体に届いた瞬間、砕かれたのは銃弾の方。
「そろそろ理解したかな。君達の希望はもう通じないって」
ただ一言、冷酷にそう微笑む。

アスタロト:「…だとしても、諦める訳にはいかないんです」

GM:ではターン最後のクリンナップです。
そして、この瞬間サダルスードが持つプロパテール特技発動。

<スローネルーチェ> タイミング:クリンナップ 対象:任意 射程:視界 消費精神:−
指定された対象は即座に現在消費している精神力の分、生命力に実ダメージとしてダメージを受ける。
この時、戦闘不能とならなかったキャラクターは即座に精神力が全回復する。

GM:対象はクフィル!アスタロト!
それぞれ消費しているMP分、HPにダメージを与えてください。

クフィル:おぉ!!さっきの攻撃でソードダンス使い忘れてたおかげで生きてる!!!
ダメージ5点だ!

アスタロト:んげー。ダメージ9点です…。

続く四ターン目にて戦局を大きく変える行動をPL達は再び行う。

ライラ:セイバー宣言して生き返ります。

クフィル:おぉ!

ライラ:カバーリングして死ぬために生き返るんだけどね!
と言う訳でセイバーモード《シェヘラザード》
【EMERGENCY:System fatal damaged. CRISIS-system READY...】
【text:Code"Sheherazade" invocated coercivel. Temporary repair start】
【text:Temporary repair-----complete. system self-checking】
【text:Code"sheherazade" runned normaly. set-up completed】
【text:-----Good morning, cruel king!-----】

GM:了解。ではライラは復活し、行動値&セットアップどうぞ!

ライラ:生き返りはしたけどライラには攻撃オプションなにもないよ!

GM:天の声「壁になるのじゃ」

ライラ:デスヨネー

GM:サダルスードは109!更にソニック《セラ・プロパテール》発動!対象はライラへ!
このターン、ライラはFP入手はありません。

ライラ:おk。だがそんなものを使われずとも出眼は華麗にFPを回避している!
行動は33だ…!

アスタロト:アストもセイバー使います。

GM:おお!連続セイバー!熱い(笑)
了解です!即座にFPを満タンにしてください。

アスタロト:行動値は42で、ちょうど集気法発動しました。

クフィル:こちらは行動5+7でFP1点貰って40っす。

GM:ではサダルスードですが…
「正直、ここまで君達が粘るなんて予想外だったよ。さすがは僕達機関を相手にしてきただけはあるよ。
このまま僕が本気を出せば君達のちっぽけな命を終わらせるのは簡単だけど
最後にラストチャンスをあげるよ。このターン、僕は行動を放棄しよう。どうだい?君達に取っての
最後のチャンスだ。このターンで僕にどこまで接することが出来るかあとは君達の“運”次第だね」
完全に弄ぶようにサダルスードは自身の行動を終了させる。
一見明らかな余裕と隙を自らを出しているサダルスードではあるが、その裏に隠された真実は別にある。
このターンにおける余裕と隙を晒し終えた後、彼は次のターン、その微笑みの仮面の下に隠した
本気を出すであろう事。そして、それは現在の絶望的状況に更なる終わりを告げる。
ゆえに、このターンにて君たちは勝機を掴むほか道はない。

アスタロト:《天衣無縫の極地》を使用して【サウザンドブロウ】を使います。
FP5点全部使います。

GM:了解です。ちなみに全弾命中で攻撃判定から行なってOKです。

アスタロト:了解です!こちらの攻撃の合計がそれぞれ66,58,58,68,66です。

GM:おお、合計分でなかなか削った。

アスタロト:もうなんにものこってないよ!

GM:アスタロトが放った銃弾は再びサダルスードの身体より血を流させる。
だが、彼にとってその程度ダメージと捉えていないのか一歩も動かずその場にいた。
では、クフィル。

クフィル:ここは剣をために走るべきか。

GM:それも大いにあり。

ライラ:ためてくだしあ、次のターンでそっち庇いますから。

クフィル:おk。では覚悟を決めましょう(笑)
まず、マイナーでハイヒルポを使用します。5と7で12回復、FP1点入手でHP残り20。

GM:問題は剣の生成数だな。

クフィル:100とは言わんが、いい出目が出ないと死ぬ。

ライラ:私のリアルラックを持って行くといい!フゥーハハハァー

クフィル:あー…1D100 → 87 = 87 (08/30-21:20:45)
悪くない。しかし、次のマイナーで100に届かせないと。

GM:全ては次のターンしだいか。

この後、恒例のライラの盾による特攻が行われるが
それに対して僅かな防御を持って迎えるサダルスード。
その彼の体に初めてわずかばかりの傷をつける事ができた。

GM:それはライラの盾を掌での防御した際に出来たアザのようなもの
ほんのかすかではあるがライラの一撃は僅かながらもサダルスードに手傷を負わせた。
「へぇ、すごいね、最後によくやったじゃないか。マシーナリー・ライラさん」

ライラ:「あれだけ饗応して頂いて、何のお返しもしないというのもいささか不調法ですので。
これではまだまだ不足と思いますがね」

GM:ではターンを終了します。
そして第五ターン目に移ります、セットアップ&行動値を。

ライラ:セイバーモード終わりました(´・ω・`)ノ
行動値21(´д`*)

GM:サダルスードは行動ジャッジを放棄して、自動的に君達の最後に行動することを宣言します。
「さ、このターンで僕のサービスも終わりだよ。最後の灯火を、見せてね?」
以前変わらず彼の余裕とその実力に裏打ちされた笑みも消えはしないが、このターンの最後に
決着をつけようという雰囲気は君たち全員に本能で理解した。

アスタロト:行動値37です。FPも出なかったよ!

クフィル:10+5振り足しで4。FP1入手、これで勝ちの目。42で集気法発動!

ライラ:(アホみたいに強い代わりに戦闘不能になるとかいう秘奥義使ってくれれば
なんとかして防ぎにかかるんだけどなぁ)

GM:ではクフィルから!

クフィル:あー、やばい。プレッシャーかかって漏れそう。

ライラ:漏 ら せ

GM:事実上、クフィルが持つエペ・ルーチェでしか目の前の化け物に届かない現状。
最大火力200へ到達しなければこの戦いに活路が見出せないクフィル達全員の命運。
今、その運命がここに―――!

クフィル:+5修正が来てるんで8以上出さないと駄目なんよ。

そしてクフィルが行ったダイス目の結果は――

クフィル:1D10 → 9
きたぁ嗚呼嗚呼嗚呼あああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああああああああああああ!!!!!

GM:きたーーー(笑)

アスタロト:おおおおおおおおおおお!

ライラ:きた! 9きた! かつる! これでかつる!

GM:遂にエペルーチェ最終形態完成(笑)

クフィル:すっげぇ腹痛いマジで(笑)

GM(サダルスード):「………!」
瞬間、サダルスードは見た。自らの上空、否この空間を埋め尽くす無数の光刃を。
「……馬鹿…な……」
もはや目の前の人間にそんな力など残されていないはずだ。
そう確信していたはずだった。
事実、この男の肉体も魂もとう限界を超えている。なのに―――

クフィル:生み出し足る光剣は百と一。
己の限界を超えて尚、その瞳は希望に燃え、眼前の神人を見据える。
右手に愛剣を、左手に光の剣を携え、いざ、征かん!!

GM(サダルスード):「馬鹿な…か弱いイデアに縛られた存在が…
矮小な魂しか持たない君達が…たかが人間(ノール)たる君如きがッ?!!」
それは神へと歯向かい、天へと剣を向ける行為。

クフィル:「上等だぜ神人(デミウルゴス)!俺の道を邪魔するならなぁッ!!
神様だろうが何だろうが」

だが、目の前の人間はクフィルは今、眼前にその神を神人(プロパテール)を捉えている。

クフィル:「星の彼方まで吹っ飛ばしてやらぁッ!!!!」
全弾投射で絶対命中!ダメージに<ソードダンス>を使用。

GM:OK!攻撃判定来い!!

クフィル:3D10で4 + 10 + 6 = 20。更にクリティカル1D10が8…だめ!止まった!!

GM:いやだが、それでも高いほうだぞ!

クフィル:合計で275だ!!!!

GM:普通にたけぇ(笑)

“ずばずばずばずばずばずばずばああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!”

GM:それはまさに神の間に降り注いだ光刃の雨。
それら全てを己が星宝の力で防御し、軌道を外すサダルスード。
だが、彼による幸運の加護もここまでの激戦で僅かにその効果に陰りを見せ
故に、ここまで神へと戦いを挑み続けたクフィルは遂にその隙間を、僅かな間隙を見抜いた。
そう今、君の眼前にサダルスードがいる。君の距離に、遂に彼を捉えた――!
手にするは己が愛剣と101本目の光刃。
「―――っしま?!」

クフィル:「雄ォオオォオオォオオオオオオッ!!!!!」

それは王の咆哮。王者が放つ渾身の一撃。


「万象貫く王者の騎槍/-Phalanx-」


“ずばああああああぁぁぁぁぁぁぁんッ!!!!!”

GM:――血を流す。
それはかつて一度として彼(プロパテール)に届いたことのない渾身の一撃。
絶対なる幸運の壁を打ち破り、遂に人であるはずのクフィルの刃が
サダルスードの身体を裂き、彼に初めて確実なダメージを与えた。
「……――がッ」
真紅の血を流すサダルスード。だが――
「それで……その程度で…神を……最高位(プロパテール)のデミウルゴスを…
…倒せるとでも…思ったのかああああぁぁぁ!!!!」
彼より放たれた神の威圧、衝撃波。それらがクフィルを壁へと激突させる。

クフィル:総てを継ぎこんだ体はなすすべも無く吹き飛ばされる。
「ガ…ハッ…」

GM:アスタロトは見た。間違いなくクフィルの刃は目の前の神人・サダルスードに届いている。
彼は確実にダメージを受けている。たとえ神に近い存在とは言えそこには死がある。
決して倒せない存在でないという現実がそこには刻まれていた。
では、行動はアスタロト!

クフィル:既に動かぬ体、力を振り絞り瞳をアスタロトに向ける。

アスタロト:強く感情を込めてクフィルを見つめ返し、最後の一撃に力を込める。
<クイックドロウ>で攻撃。

GM:了解です!すでにサダルスードはその余裕を捨て回避行動を行ないますが…
こちらはアスタロトの天衣無縫によりダイスは振れません。一応、命中判定どうぞ。

アスタロト:9,9、8で命中値は64です。

GM:あたりなので攻撃どうぞ。

アスタロト:攻撃値は9,10,5で、合計72です!
(いちおう鮮血の祝福つけます)

クフィル:ダイスがきてる!!!!

GM:たかい!22点喰らったので、22点回復させてください!

アスタロト:了解です!

GM:アスタロトの放った弾丸はサダルスードの身体を貫く。
それはさきほど、彼に触れた瞬間砕かれた時とは明らかに違う。

アスタロト:「届けっ――!」
最後の希望を込めた弾丸は、激しく光りながらまっすぐに放たれた。

GM(サダルスード):「――――ぐッ」
アスタロトの弾丸を受けるサダルスード。
デミウルゴス最高位であるはずのプロパテールの胸に確かに傷が広がり、血が滴る。
――だが
「……フフフッ…」
それはこの状況下にあってなお魂を凍りつかせる笑み。
「…ハッハッ……アッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!」
サダルスードの哄笑がその場に響き渡る。
目の前にいるプロパテールのデミウルゴスは戦闘前と同じように再び壊れた笑い声をあげる。
クフィル、アスタロトによる限界を超えた攻撃により間違いなく彼の命を削っていた、だが。
「…ほんと…最後まで君達は…楽しませてくれるよ……フフフッ……」

ひとしきり笑い終えた後、静かにサダルスードはこの場にいるクフィル達全員を見る。
そこにあるのは、ただ不気味とも言える威圧感のみ。

「もう…本当にうんざりだよ…終わりにするよ……。
君達の存在そのものを…消し去って、あげるよ」

GM:そう呟いた後、震動が起こる。それはこの星王殿そのものを揺らすほどの震動。
その中心にいるのはサダルスード。彼の掌には一つの光が生まれつつあった。
それはクフィル、アスタロト、ライラ、君達全員がかつて見た事もないような
無限の光が凝縮された原初の光であった。

「人間に過ぎた死に様だけど、光栄に思うといいよ。
君達がこのプロパテール最高位の奥義を喰らい、この世から消える栄誉を」

GM:言ってサダルスードは待機を解除。メジャーを使い、彼はその光を解き放つ。

「《アリスト・ハールート》!!」

それは彼の掌から生まれ、この空間を、この星王殿そのものを飲み込んだ。
それはまさに神々が生み出した原初の光そのもの。

《アリスト・ハールート》 タイミング:メジャー 対象:任意 射程:視界
最も神に等しき純白(プロパテール)の称号を持つデミウルゴスのみが扱える究極位置の秘奥義。
即座に対象となったキャラクターは生命力と精神力が0となる。
(この効果に対して如何なるフォーチューンアビリティは通用しない)
この時、セイバーモードであればセイバーモードを即座に解除する事によりこの効果を免れる。
またFP5点を支払う事でこの効果を免れる事も可能である。

GM:対象はクフィル、アスタロト、ライラ、全員です。
道は三つ。戦闘不能か、セイバー解除か、FP5を支払う事。

クフィル:グェー!なんちゅう秘奥義だよ(笑)

アスタロト:アスト、セイバー解除します…。

GM:アスタロトはそれが一番賢明(笑)殿下は戦闘不能しかないおね?(笑)

クフィル:カバーが可能なら…!(ライラに死ねと申すか

GM:ライラは自分に来た時点でもれなく死んで、庇えないんじゃないかなぁ(笑)

ライラ:GM、それってただのスキルです?

GM:めちゃ秘奥義(笑)

クフィル:お、さぼさん!

GM:あ、しまった!!

ライラ:インフィニティ・アインを宣言します。

インフィニティ・アイン
対象が発動させた秘奥義を即座に打ち消す秘奥義。

“ぱきん―――”

GM(サダルスード):「ッ?!馬鹿、な……ッ」

クフィル:「俺たちゃ…死なねぇよ…そうだろ?ライラ!」

GM:それはまさに神すら想像し得なかった、目の前の人間たちが起こした
たった1%にも満たない奇跡。この局面、この瞬間において彼らは誰一人倒れていない。
究極の秘奥義、それを打ち消されサダルスードは一瞬、我を忘れる。

ライラ:「術式の練り込みが甘い。一つ一つの式にほころびがあります。
だからこうやって侵食される。マシーナリーごときの突破を許す。
『完全』が、聞いてあきれますね」罵倒回路がみゅんみゅん動き始めますた。

GM(サダルスード):「…こんなはずが…君達のような不完全な存在が
完全者たる僕と兄さん…プロパテールb持つデミウルゴスを前に何故、倒れない!!」

言って彼は怒号する。このような不条理、このような不全を許す事はできない。
彼こそは機関に残りし最後の純白位のプロパテール。
ゆえにここでデミウルゴスの誇りにかけて彼らの存在だけは抹消せねばならない。

GM(サダルスード):「プロパテールbスる僕が、君達如きに敗れはしない!」
言って彼の腕に集うはかつて世界を荒廃させた終幕を告げる神嵐の降臨。
「終わりだよ!」

だが、彼のその宣言と同時に、唐突に幕は降ろされた――。


「お前の負けだ。サダルスード」


それはこの場に全員に響き渡る冷徹なる声。

それを理解すると同時に、驚愕すべき現象が起きた。

神嵐を具現化させていたサダルスードの右腕が今、一瞬にして切り離された。
そして彼が生み出そうとした原初の嵐ごと、その腕は四散した。

クフィル:お?

GM:唖然とするサダルスードの前に現れる一人の男。
それは君達全員、戦慄を覚えるほどの圧倒的存在感を放つ男。
その男が纏う服は、サダルスードと同じ純白のコート。

「馬鹿、な…何故…どうして…君が、生きている……」


唖然と目の前に現れたその男を見て、サダルスードは呟いた。

「プロパテール5…ガドフリート・アイオニアス」

 
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