Memory of Isthar物語
――エトワール機関。
それは星王イシュタルが生み出した神の機関にして
彼の眷属たる神人デミウルゴスによって構成される神の機関。

198年前、世界を覆った星蝕。
それにより、地上のあらゆる土地や生物は死に絶え、浮遊大陸たるベルシェルス大陸のみが残った。
そして、その大陸の統治を影から完遂するエトワール機関。

だが、世界に生きる人々の誰一人として
その機関の存在を、そして、星蝕を起こした黒幕が
現在のベルシェルス大陸を統べる星王イシュタルであると気がついていなかった。

彼の目的とは星蝕による古き世界の一掃と
それより築く新世界の構築。
星蝕による侵食に耐え抜き、新たなる生命として生まれ変わった者こそが
星王イシュタルの眷属デミウルゴス。

故に機関の誰一人として、星王の目的を疑う者などいなかった。
全ては自分達、デミウルゴスによる新世代を創り上げる為
神人による新世界の統一を為すという
神の掲げた目的を。

だが、その裏に潜む本当の真実を知る者は誰もいない。
そう、一人を除いては――。

今、星の伝承記より二年前。
隠された知られざる物語が静かに開幕をあげる。
それはやがて訪れる大いなる新世界を告げる序章の物語。
神たる星王イシュタル。
彼に最も近い神人、黄金のデミウルゴス・アケルナル。
そして、その彼に選ばれた一人の少女と
運命により選ばれた落ちこぼれのデミウルゴスの少年。

彼らの物語が交差し、交わる時。
それは星の伝承記へ繋がる真実を生み出す。

エスペランサーセイバー
〜 Memory of Isthar 〜


今、悲劇の裏に隠された真実が明かされる――。





◆ エトワール機関 ◆
世界を管理する星王イシュタルにより生み出された神の機関。
その目的は世界の統治であり、王国・帝国両勢力共に機関による完全掌握、支配が行われ
その為の障害となる存在の駆逐を行う。
機関は最高統治者0アケルナルを頂点として
その下に純白の称号を持つ『プロパテールaxが5人存在し
さらにその下に真紅の称号を持つ『オグドアスaxが12人が存在する。
機関内においてこれら称号を与えられた者達は別格の力を有し
最階位に漆黒の称号『デカスaxが十数人ほど存在している。

現在はMemory of Isthar編では機関メンバーも全て揃っており
198年前に起こった星蝕戦役、それにより死亡したプロパテール5とオグドアス9の補充も果たされる。


『機関統括』
0“神の右腕”アケルナル

『プロパテールax
1“時の変革者”ベテルギウス
2“運命支配”サダルメリク
3“絶対幸運”サダルスード
4“無双者”アルレシャ
5“魂の仮面”ガドフリート・アイオニアス

『オグドアスax
4“千光刃”エルナト
5“天狼”シリウス
6“蠍の尾”アンタレス
9“金姫”カストル
10“銀王”ポルクス
旧10“???”ミシュラ

『デカスax
1“河の果ての”ルナ
更にその下に無数のデカスbェ存在。

 
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